焚き火睡魔

2005年08月10日

楽しみな交流活動

8月10日(水)

朝、ポカラに向うゲストの皆さんをお見送りした後、クリニックへ直行。今日は雨が降ったが、大勢の患者さんが来て賑やかだった。先日から治療を続けている脊椎骨粗鬆症の患者さんは未だ痛みはあるものの、表情が随分明るくなった気がする。付き添いの家族の話では、鍼治療を始めて以来、頻尿が良くなったとのことだった。腰の痛みをとるために腎愉という経穴(ツボ)を刺激したことが、腎機能の回復に繋がったのかもしれない。もちろん鍼だけで効果が出たとは考えにくいが、少しでも患者さんが回復に向っているのは嬉しい。

sam
クリニックを終えた後、ヒマラヤ小学校を訪問した。学校に着くと昼休み中の子供達が駆け寄ってきて『クラークの先生とお兄さんは来ないの?』と質問攻めにあった。『真面目に勉強していたら、また来てくれますよ』と慰めの言葉をかけながら職員室へ向ったが、残念がる子供達の表情からも、いかに子供達が交流活動を楽しみにしているのかがよく分かる。

ヤッギャ校長らと来週予定している社会見学会について話し合った。先日、ボランティア教員のビディヤ先生が2年生の社会科を教えていたところ、授業の中に出た『王宮』や『博物館』について子供達から質問が相次いだらしい。

村から外へ出たことのない子供達が王宮やら博物館と聞いても、なかなかピンとこないのも良く分る。ビディヤ先生の社会見学会の提案は僕も大賛成だ。子供達が学校の外で、様々な体験を通して学ぶことはとっても重要なことだと思う。子供達からも期待が高まっているので、ぜひ実現したいと思う。それにしてもボランティア教員のビディヤ先生は何時も子供達のことを良く考えている。先生が来てくれた事で授業の幅が大きく広がった。本当に有難い。

夕方から往診へ出かけた。今日は少し疲れていたので往診を1件だけで済ませ、あすなろ食堂で食事をした。その後、奨学生宅を訪ねた。何時もながら貧しい環境の中でも、一生懸命頑張っている姿に感銘を受けた。貧しくても『希望』を持っていることが、子供達の表情を豊かにしているのかもしれない。




hsf at 23:25│
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