2023年10月

2023年10月20日

ODA

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昨日、中小企業経営者グループの例会で国際協力とその課題について話をしました。ちょうどフィジーの学校建設のために無償提供されたODA(政府開発援助)の3事業が未完成のままになっているという問題がニュースになったばかりでしたので、国際協力の課題について話すのには、とてもタイムリーでした。


 日本国内の物価高騰や増税などもあって、ODAに対する風当たりは厳しくなっているように感じます。ODAにはさまざなな課題もありますが。目には見えないところで大きな成果もたくさんあるように思います。とにく途上国との信頼関係の構築に果たした役割は大きく、僕自身、ネパールで活動を始める際、現地の人たちに受け入れてもらえたのは、ODAによるところが大きいように思います(もちろんODA以外にも日本製品対する評価やNGOや個人など先人の地道な努力も信頼に繋がっています)。

ノブリス・オブリージュとか国益のためとか、ODAをが必要な理由はあれこれありますが、何より、かつて日本も先進国から援助を受けていたことという事実fだけは、決して忘れてはいけないと思います。



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ヒマラヤ小学校ではヒマラヤ小学校基金を設け、学校運営へのご支援をお願いしています。HPのフォームからお申込みください。子ども達が安心して学べるよう、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。くわしくはヒマラヤ青少年育英会ホームページをご覧ください。


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ヒマラヤに学校をつくる」上梓のお知らせ

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株式会社旬報社より拙著ヒマラヤに学校をつくる 〜カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦を上梓しました。子どもたちが精いっぱい駆け抜けた20年の軌跡をぜひお楽しみください。全国主要書店およびネットにて発売中です。




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2023年10月19日

本当の課題

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普段、ヤッギャ校長にはあれこれ頼み事ばかりしているので、せめて休暇中はゆっくり休んでもらおうと思い、連絡は控えるつもりでいたのですが、気がついたら問い合わせの電話をかけていました。習慣というのは恐ろしいものです。

野暮用を快く引き受けてくれたヤッギャ校長に感謝しつつ、頼ってばかりではいけない、と自分に言い聞かせるのですが、やはりヤッギャ校長にがいなくては成り立たない現実です。本当の課題はここに尽きるのかも知れません。



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2023年10月18日

幸運

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所用のため古い写真を探しています。写真はフィルムカメラで撮ったものを含めると膨大な量です。現場で過ごした18年という年月の長さを改めて感じます。

写真を見ていると、これまで本当に多くの人たちとの出会いがあったことを再確認します。もしこの活動をしていなかったら、そして学校が出来ていなかったら、おそらく出会うことはなかった人たちばかりです。こんなときです。活動をやっていて本当によかった、と思うのは。

皆さんと出会えた幸運と喜び、幸せを噛み締めつつ、写真探しに集中します。


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2023年10月17日

何やってんだろう

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ヒマラヤ小学校を開校する前、母子家庭の女子を対象にした就学支援を行っていました。その元奨学生からダサインのお祝いメッセージとともに、7歳になった子どもの可愛らしい写真が届きました。

折々に写真を送ってもらいますが、毎回、元奨学生の子どもの成長がよく分かり、幸せな気分になります。月日が経つのは本当に早いものです。

小さな子どもの成長を見ていると、まったく進歩していない自分の姿に気付かされ、ため息がこぼれます。何やってんだろう???が口癖になりつつある今日この頃です。


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2023年10月16日

ダサイン スルバヨ

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学校は昨日15日からダサインの長期休暇に入りました。昨日(アスワン月の第6日)はダサイン初日、「ガタスタパナ」です。家の聖所に苗床をつくり、大麦種を撒く日です(発芽した大麦は10日目の「ビジャヤダサミ」の日に引き抜いて、髪飾りや献花として使います)。

毎年のことですが、ダサインを無事迎えられるかどうかが、学校にとっての正念場です。特に今年は円安とインフレによる物価高騰が重なり不安に押しつぶされそうな状態がつづきましたが、首の皮一枚でダサインを迎えることが出来ました。いつもながら支えてくれる支援者の皆さんはじめ、現場で地道な努力をつづけるヤッギャ校長はじめ先生たちに感謝の気持ちでいっぱいです。

子どもたちはそれぞれの故郷に帰ることと思います。「ダサイン スルバヨー(ダサインが始まったよー)」と喜びを爆発させる子どもたちが目に浮かびます。どうか穏やかで幸せなダサインの日々を過ごして欲しい、そう心から願っています。



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2023年10月15日

卒業生に感謝

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既報のとおりヒマラヤ小学校のダサインプログラムにオンラインで参加しました。実はプログラムの途中、学校側の問題でZoomの接続が切れてしまいました。

30分くらい経過したので、もう駄目かなと思っていたら突然、ヒマラヤ小学校から参加の報せが……。胸を撫で下ろしヤッギャ校長にお礼を言おうとしたときです。パソコンの画面上にな現れたのは、なんと卒業生でした。

先生たちでは対処できないので、村にいる卒業生に来てもらって接続を手伝ってもらったそうです。母校のために汗をかいてくれた卒業生、本当に頼もしいかぎりです。ダンネバード‼

切断中、ずっと待っていてくれた子どもたちにも感謝です。こんなときプログラムを進めないのは、ネパールのスゴイところだと改めて思います。



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2023年10月14日

ヒマラヤ小学校の「ダサインプログラム」にオンラインで参加

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ヤッギャ校長からダサイン大祭のプログラムへの招待を受け、オンラインで参加しました。ちょうど佐賀県の小城高校の皆さんにオンラインで子どもたちの踊りを見てもらう企画も進行中ですので、その練習も兼ねてのことです。

現地時間の11時半にスタートの予定でしたので、5分前にZoomに入ったのですが、予想した通りヒマラヤ小学校から参加の気配がありません。電話をかけてみると、絶賛準備中とのこと。結局、Zoomにつながったのが30分遅れの12時過ぎ。学校側はスマートフォンでの接続だったのですが、準備の最中ということでなにやら打ち合わせしているようで、ネパールの人たち独特のジェスチャー多様のせいで画面が上下左右に休みなく動きまくるというスゴイ状況でした。

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しばらくして、ようやくカメラが固定されプログラムが始まったのですが、次はカメラの前に座った先生の後頭部でまったく見えなかったり、子どもたちの踊りに合わせて踊りだした先生の手でカメラが倒れたり、踊りの途中で別の曲が流れて何度も中断があったり(その都度、最初からやり直し‼)と、日本では考えられない波乱曲折のプログラム。いつもこんな感じだったなぁ、と懐かしさが込み上げて来ました。

それでも子どもたちや先生をはじめ、会場にいた皆が心底楽しそうにプログラムに参加しているのが画面越しでもよく伝わって来ました。まさにネパール人の本領を発揮した素晴らしいひとときでした。

来月の小城高校の皆さんのダンス鑑賞会。こんな感じでかなり波乱含みですが、それも含めて楽しんでもらうしかないと腹を括れたことが、プログラムに参加した一番の収納だったかもしれません。


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2023年10月13日

揺れる気持ち

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ヒマラヤ小学校のスポンサーシップは原則として奨学生の卒業をもって支援は終了となるのですが、中には卒業後もスポンサーから就学支援を受け上級学校で学んでいる子がいます。

先日、そのうちのひとりが12年生の卒業試験に合格したとの嬉しい報せが届きました。現在、オーストラリアでの就業を目指して準備をしているとのことでした。届いた手紙にはスポンサーへの感謝の念ともに、今後の進路に関する力強い決意が書かれていました。一番のお気に入りという写真も同封されていましたが、サングラスをかけバッチリ決めた様子が写っていました。在校時のことをあれこれ思い出し、深い感慨を覚えました。

子どもたちの卒業後の就学支援については必要性を感じつつも、支援をどこかで終わらせなければいけないとの思いや、学校以外のことに手を拡げることで運営に支障をきたしてはいけないとの考えがあり、これまで積極的に行って来ませんでした。でも、こうして与えられたチャンスを精いっぱい生かして頑張る卒業生を見ると正直、気持ちは揺れます。

何はともあれ、卒業生の今後の活躍に心からの弥栄をおくります。



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