2023年07月
2023年07月31日
便利さの先にあるもの
しばらく間、講演や支援者訪問のため地方をまわっていたところ、途中でスマートフォンが壊れてしまい思いの外、不自由な時間を過ごしました。幸い講演で使う写真などはクラウドに上げていましたので担当者にダウンロードしてもらい事なきを得ましたが、ネットに繋がっていないことでドタバタ劇がつづきました。
普段、仕事以外では極力スマートフォンを触らないように心がけていたつもりですが、電車やバスの時間、チケット手配、施設の開店時間のなど、一つひとつのことを調べるのにかなり手間取り、想像以上にネットに依存していることがよく分かりました。
昨日、ようやく店頭で中古のスマートフォンを購入し、普段通りのネット生活が始まりましたが、僕のようなネットリテラシーのない人間は、やはり極力、触らない方がいいと改めて感じます。
便利さの先にあるものは一体、なんだろう……ROMが大きくなり、やたらサクサク動く新しいスマートフォンの画面を見つめながら、そんなことを自問しています。
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ヒマラヤに学校をつくる」上梓のお知らせ
株式会社旬報社より拙著ヒマラヤに学校をつくる 〜カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦を上梓しました。子どもたちが精いっぱい駆け抜けた20年の軌跡をぜひお楽しみください。全国主要書店およびネットにて発売中です。
お知らせ
「ヒマラヤに学校をつくる」が「第65回青少年読書感想文全国コンクール(主催:全国図書館協議会・毎日新聞社 後援:内閣府・文部科学省 協賛:サントリーホールディングス)」の課題図書(高等学校部門)に選ばれました。
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2023年07月19日
「おぇー」から始まる学び
「おぇー」。
先日、小学6年生向けの講演で、児童労働をしている子どもたちが劣悪な環境で暮らしていることについて詳しく話したところ、ある男子児童の口から上の言葉が出てきました。
講演後、担当の先生からその事についてお詫びがありましたが、その男の子は気持ちを素直に表現しただけですからまったく問題ありませんし、こちらも気にしていない旨、先生に伝えました。
汚いと思ったことを素直に表現できたことはとても素晴らしいことですし、きっとそこから学びは始まるのだと思います。なぜ、そんな環境で暮らさなければいけないのか……云々。あれこれ考えるきっかけになれば、講演はきっと大成功です。
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2023年07月18日
誰が、どんな思いで
目下、複数のプロジェクトの準備を進めています。プロジェクトについても物価上昇や為替相場が気になるところですが、子どもたちの世界をぐっと広げられるような意義のあるものに出来ればと考えています。
プロジェクトを実施するときにいつも思うのは、実施に至るまでのプロセスが現地の仲間やこどもたちにきちんと伝わっているか、ということです。
開発援助の失敗には様々な原因がありますが、その中のひとつが、「知らない人たちが、知らないところで決めて、よく分からないまま行う」ことです。誰がどんな思いで、どうやってお金や物、人をあつめて実施したのか、支援者の顔や気持ちが現地の人たちに見えず、その結果、お金やものを配って終わり。芽生えたのは現地の人たちの依存心だけ、というパターンが少なくありません。それを卒業して、現地の人たちに当事者意識を持ってもらうことが、とても大事です。
今回、計画中プロジェクトも一つひとつに支援者の思いがあります。それを確実に伝えていくことが、プロジェクトの成功に大きく寄与するはずです。
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2023年07月17日
前を向く
ネパールのインフレによる物価高騰と円安のダブルパンチをもろに受け、学校運営は厳しい状況がつづいています。事情を知った支援者から心配の声もいただいていますが、今はじっとガマンのときだと信じ、静観しています。
これまでも何度か同様の問題に直面したことがありました。そのときに学んだことは、いつかは浮かぶときもあり、いつまでもどん底に停滞するものではない、ということでした。まごついても事態は改善しません。きっと物価高騰も円安も永遠につづくものではありません。それよりも運営の改善をはかること、なにより関係者が前を向いていること方が大事ではないでしょうか。
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2023年07月16日
「まだ暑いから」
梅雨明け間近とあって、めっきり暑くなりました。カトマンズ盆地もこの時期、気温がグッと上がります。照りつける日差しと突然のスコールに体調を堕すこともよくありました。
学校で「暑い、暑い」とひとり叫んでいるち、数人の子どもたちが寄って来て、教科書であおいでくれることがよくありました。「ありがとう」と言って席を立とうとすると、「ダメダメ、まだ暑いから」と言って強制的に座らされ、また教科書であおいでくれるのです。
今、振り返っても、あのときの子どもたち健気な優しさが胸に染みます。あんなに優しい子どもたちに囲まれていたからこそ、今もこうして活動を続けているのだと思います。
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2023年07月15日
悩み
報告書に添付する写真を送ってもらったのですが、頭が切れていたり、顔が影で真っ暗だったり、何をしているのか分からないものなど、残念ながらどれも使用に耐えないものでした。
精いっぱい撮ってくれたことも分かりますし、依頼したあと直ぐに動いてくれたことも感謝しているのですが……。仕方なく撮り直しをお願いしました。
思えば写真撮影も引き継ぎができていなかった一つです。放ったらかしのままネパールを離れたツケが、今ごろになってジワジワと出てきたような感じです。悩みはつきません。とほほ。
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2023年07月14日
心の距離
少し前になりますが、佐賀県率小城高校の皆さんと今年度の活動について話し合いました。今年度も明るくはつらつとした生徒さんばかりで、もしこのままポーンと学校まで飛んでいけたら子どもたちは間違いなく大喜びして、素晴らしい交流が実現するだろうな、なんてことを思いながら話し合いました。
物理的な距離が本当にうらめしいです。でもその分、心の距離をぐっと近づけられるような活動が出来ればと思います。
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2023年07月13日
決意を新たに
あれやこれやとあたふたするうちに、また1ヶ月ちかく経ってしまいました。心に余裕のない状態がつづきましたが、思いの外いろんなことが前進しました。ひとえに関係者の皆さんに尽力いただいたおかげです。感謝の言葉しかありません。
先日、長年にわたり学校と僕個人を物心両面で支えていただいた支援者が亡くなりました。高齢でしたので覚悟はしていましたが、かなり喪失感にさいなまれました。
会うたびに「一生懸命やっていれば必ず誰かが見てくれているから、苦しくても10年、20年つづけなさい」とかけていただいた言葉が、どれだけ大きな心の支えとなったか計り知れません。来年の学校創立20周年はぜひ一緒にお祝いしたいと考えていただけに、本当に残念です。故人の気持ちに添うためにも、とにかく目の前のことを一生懸命やろうと決意を新たにしました。
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