2020年12月

2020年12月31日

2020年大晦日に

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今年も大晦日を迎え、間もなく暮れようとしています。今年は言うまでもなく新型コロナに始まり、新型コロナに終わった1年でした。多くの人の命と生活が奪われ、社会の繋がりが分断され、今も不安と閉塞感が世界中を覆いつづけています。オンラインツールが盛んに踊っていますが、結局のところ直接的な交流の替りにはなり得ないような気がします。でも、こんなときだからこそ、明けない夜はない、と自分自身に言い聞かせ、気持ちだけは前を向いていたいものです。

今年は2月中旬以降、講演の中止や延期がつづき、予定していたイベントも全てなくなりました。自粛期間中も含め信じられないくらい時間ができましたが、その時間を自分なりに有意義に使えたことはとても満足しています。先が見えない状況でも前向きに過ごせたのは、ネパールで無為の時間を過ごした経験が大いに生きたような気がします。世の中に無駄なことはひとつもないことを改めて実感します。

ありがたいことに今年は1年を通して体調に恵まれました。風邪を引くこともなく、9月には病気の卒業宣言があり、更に長年苦しんで来た頚肩腕症も新しい治療でかなり改善し、まるで高校生に戻ったような気分です。

学校はネパール国内の新型コロナウイルス感染拡大により3月19日から休校となりました。今も正式に教育活動の許可は出ていない状況ですが、教育の火を消してはいけないと、ヤッギャ校長らが奮闘し、子どもたちの学習機会を継続しています。現在は本校舎も使い、時間を限定しながら授業が行われているようです。

ただ、前回のネパール訪問の際に話し合いを繰り返した、支援者と子どもたちの交流を活性化させる試みは、郵便事業の停止などに阻まれ不本意な結果となってしまいました。学校立て直しの重大課題のひとつですので、来年こそなんとしてもやり遂げたと考えています。

そんなわけでいろいろなことがあった2020年でしたが、物事を良し悪しで判断することは意味がありません。すべて意味づけと考え次第でどうにでもなるものだと思いますので、自分なりに意味づけて来年に活かせたらと思います。

本年の拙ブログもこれにてお開きとなります。1年間、駄文にお付き合いくださり誠にありがとうございます。来年も引き続きご笑覧くだされば幸いです。どうぞ皆様、良いお年をお迎えください。





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「ヒマラヤに学校をつくる」が第65回青少年読書感想文全国コンクール(主催:全国図書館協議会・毎日新聞社 後援:内閣府・文部科学省 協賛:サントリーホールディングス)」の課題図書(高等学校部門)に選ばれました。



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2020年12月30日

行動あるのみ

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子どもたちの家庭の窮状を耳にする度に深い溜め息がこぼれます。貧困のくびきから逃れられない状況を生んでいるのはいったい何なのか?考えれば考えるほど、わからなくなります。

だからこそ「行動」が大事なんだと思います。ひとつずつ出来ることから。結局、それがくびきを外す唯一の鍵なのかもしれません。




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2020年12月29日

深い闇

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ある女子卒業生がバイクにひき逃げされ大怪我をしたと連絡がありました。送られて来た痛々しい写真に胸が締め付けられる思いがしました。

この一件で胸を痛めるのは、卒業生が大怪我をしたことだけでなく、轢かれた際に加害者から罵声を浴びせられたことです。罵声の内容からも加害者が卒業生の出自(ダリット(不可触民)に属していること)を知っている者であることは明白ですが、果たしてこの一件を警察が取り扱うのかかどうか......。

幸い卒業生は回復しているようですが、カーストの深い闇について改めて考えさせられる出来事です。




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2020年12月28日

今年最後の講演

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松本で開かれた支援者主宰の勉強会で「ネパールの子どもたちから学んだこと」と題して話をしました。今回が3度目です。

この日は年内の講演最終日ということで気持ちが随分高まっていました。こんなときにかぎって大コケする可能性が高いので少々不安もありましたが、最後までとても気持ちよく話が出来ました。言い忘れもなく、珍しい成功体験でした。

会場の皆さん(ほとんどが教育者)がとても熱心に話を聞いてくれたことはもちろん、こどもたちとの思い出話が中心だったので、自分自身の気持ちがのったのでしょう。子どもたちに助けられた講演でした。

今年は流行り病の関係で講演の延期や中止が相次ぎましたが、そんな中でも沢山の嬉しい出会いや大きな学びがありました。回数が減ったことで逆に得たものがあったように思います。

何はともあれ、今年も話を聞いてくれた皆さんに感謝の気持ちいっぱいです。来年はどんな出会いがあるのか、今から楽しみです。




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2020年12月25日

1年前

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ちょうど1年前の昨日は、4年半ぶりにネパールを訪ねた日でした。すっかり外見が綺麗になった空港ビルに驚きつつ、まったく変わらないいい加減で理解不能なシステムや混沌とした雰囲気そして独特の匂いに、ネパール再訪の喜びが全身をかけ巡りました。バゲージクレームに自分のスーツケースが出てきた時の安堵と感謝の念は、当たり前が当たり前でないネパールならではだと改めて思いました。

学校で感じた変化や甦りは既報のとおりですが、学校との関わり方については未だ模索中です。今はただ孤軍奮闘するヤッギャ校長を精いっぱい支えることが、自分にできる一番の貢献だと思っています。

残念ながら年内の再訪は叶いませんでしたが、来年こそ再訪して関わり方について決心出来ればと思います。もちろんどんな形であれ、関わりつづけることに意味があるという考えだけはずっと変わりません。同時に、任せることが当たり前にならなくてはと思う今日この頃です。




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2020年12月24日

来年こそ!!

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2年ほど前に友人の強い勧めでLineのアプリをインストールしましたが、自分の生活リズムにどうしても合わず、直ぐにアプリを削除しました。しかしアプリを削除しただけではアカウントは残ってしまうそうで、複数の方から「メッセージを送っても既読にならない」と苦情が届いていました(図らずも大勢の人に迷惑をかけてしまいました)。

そこでアカウントを削除しようと試みたのですが、アカウントを作成したときに使っていた電話は既に故障して電源が入らないため、アカウントの引き継ぎが出来ない状態でした。そのため気になりながらもずっと放置していました。

昨日、思うところあって、もう一度アカウントの削除を試みたところ、なんとか削除が完了。時間は相当かかりましたが、肩の荷が降りました。

もっと早くやっておけば良かったなんて思いつつ、変わらない先延ばし癖を恥じるばかりです。来年こそ!!




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2020年12月23日

Thank you

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先日、学校の先生と話をしていると、ふと蒸発転居(夜逃げ)をした女子児童のことを思い出しました。

村を出る直前、誰もいない学校へ立ち寄って残した置き手紙には、たったひと言「thank you」とだけ書かれていました。

何に対してのThank youなのか、真意は分からないままですが、半年足らずでも学校で勉強出来たことや自由な時間を得たこと、あるいは先生たちに優しくして貰えたことへの感謝の念なのでしょうか。

その後、彼女がどんな道を歩んだのか全く分かりませんが、ヒマラヤ小学校で過ごした日々がささやかでも彼女の心の支えになっていてくれたら。そう思わずにはいられません。


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2020年12月19日

自分を形成してくれたのは

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良くも悪くも、ぼくがネパールの話をすると深刻に聞こえないそうです。暗く後ろ向きで、否定的な話が嫌いで苦手というのもありますが、厳しい現状の中でも明日を信じて明るく生きる人々と接して来たことも影響しているのだと思います。

そう思うと 、今の自分を形成してくれたのは 、間違いなく社会の底辺で虐げられて来た人々です。彼らの逞しい生きざまは、ぼくにとって何よりの学びだったと思います。


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2020年12月18日

とほほ


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失敗のことを書いたら、早速失敗しました。切手を貼らずに手紙を出したり、別の人宛の手紙を送ってしまったり.....。いやはや困ったものです。大きな失敗がなくて安心して気が緩んでいたのでしょう。自分自身に飛び蹴りとケツバットで気持ちを入れ替えます。

それにしても、代わり映えのない自分にため息がこぼれます。とほほ。


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2020年12月17日

共感


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今年9月に開催したミニ集会に参加してくれた女子高校生から、胸が熱くなるような手紙が届きました。

集会の後、ネパールの子どもたちや貧しい人々が抱える窮状を自分自身と照らし合わせて考えてくれたそうで、そのときの気持ちや気づきが素直に書かれていました。当初、同情に近かった感情が、じっくり考える内に徐々に共感へと変化して行った様子がとてもよく伝わって来ました。

ここ数年、若い人たちが同情ではなく、共感の心で受け止めてくれていることを肌で感じます。4年前に松山の女子校で行った講演くらいから、そう感じることが多くなりました(余談ですがあのときの似顔絵は今もぼくの宝物です)。

彼らが社会の中心となったとき、国際協力や支援活動にも大きな変化が出てくるのではないでしょうか。


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2020年12月16日

慎重に


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今年は流行病の影響で十分な活動が出来なかったため、大きな失敗こそなかったものの小さな失敗は例年どおりたくさんありました。

失敗も成功もそれだけとるなら意味をなさず、それをどう受け止めるかが大事、と自分に言い聞かせながらあれこれ取り組んでいますが、またやらかしそうな予感です。師走、まずは慎重に!


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2020年12月15日

つづけていけば


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昨日のブログで佐賀県の高校生の快挙について書きましたが、実は10月に会った際、高校生たちに二つのお願いをしました。ひとつは交流を通して子どもの心を支えて欲しいということ。もうひとつは、職業訓練(フェルト)のデザインを考えて欲しいということです。


その後、早速、同級生たちに声を掛けてくれたようで、先日、沢山の手紙と可愛らしいフェルトのデザイン画が届きました。若い人たちの行動力には驚くばかりです。同時に子どもたちを思う優しさに胸が熱くなります。

一度の手紙で高校生の気持ちをすべて伝えることはきっとできません。でも、つづけていけば必ず気持ちは伝わるはずです。分かり合えないところからスタートして、お互いにちょっとずつ歩み寄りながら分かり合えるまで続ける。そのとき、お互いに大きな成長があるはずです。

そんなわけで高校生たちの気持ちを届けるべく、下手な翻訳作業を続けています。郵便事業の再開がいつになるのか分かりませんが、いつでも送れる準備だけはしておくつもりです。


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2020年12月14日

高校生が快挙を成し遂げました。素晴らしい!!

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10月に佐賀県小城市を訪ね、SDGsを学ぶ小城高校の生徒さんと国際協力や識字教育について話し合いました。発表会に向け、とても熱心に学ぶ高校生有志の姿が印象的でした。

先日、その発表会が開催され、なんと優秀賞を受賞したとの嬉しい報せがありました。素晴らしい!!!あまりの嬉しさに喜びが吹きこぼれました。

発表会の様子をDVDで観ましたが、とても堂々とした立派な発表で、納得の内容です。どうすればあれだけ落ち着いて話ができるのか、次回お会いしたときにはぜひとも千本ノックをお願いしたいと本気で思います。若い人たちの総合的な能力の高さには驚くばかりです。

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発表の最後に「国際協力は、分かり合えないところから始めることが大事」と力強く発表してくれたことは特に嬉しく、この大切な考えを会場の皆さんと共有してくれたことは大きな意味があると思います。

若い人が世界に目を向け、こうして起動を起こしていることは大きな励みとなり、前進する力になります。本当におめでとうございます!



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2020年12月13日

期待はため息に


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ネパールが民主化運動を経て、世俗国家となったのは2008年。当時、誰もが「ナヤネパール(新しいネパール)」と口癖のように言っては新しい社会の幕開けに大きな期待を寄せていました。あれから12年、あのときの期待はすっかり溜息に変わってしまったようです。


ニューデリー時事】2008年に王政を廃止したネパールで、王政復古を求めるデモが広がっている。民主制移行後、政府の内紛が絶えず、国民生活は置き去りに。現共産党政権の新型コロナウイルス対応や汚職の横行への不満も、デモの原因と指摘される。

 デモは首都カトマンズ周辺で11月末ごろから始まった。コロナ感染の拡大防止のため25人を超える集会を禁じている当局は今月1日、「感染リスクを高める行為で違法だ」と警告したが、デモ隊は集会を続け、他の都市にも飛び火した。
 地元有力紙記者は、デモの直接的原因は「政府のコロナ対策の失敗だ」と分析する。ネパールではコロナ検査に2000〜4000ルピー(約1800〜3500円)かかるという。病院で他の治療を受けるにもまずコロナの検査を受けねばならず、アジアで最貧レベルのネパール国民には負担が大きい。
 政治家がコロナ検査への助成などを後回しにし、私腹を肥やしているという不満も根強い。今年2月にはバスコタ情報通信相が収賄疑惑で辞任。NGO「トランスペアレンシー・インターナショナル」が今年発表した調査では、国民の58%が「過去1年間で汚職が増えた」と回答した。
 ネパールでは約9000人が死亡した15年の大地震後、政権内の内輪もめが続いて復興が進まなかった。安定した政治を求めた国民は17年の総選挙で、統一共産党の結党による多数派形成を約束した共産系勢力に国政を託した。だがその共産党も党内での主導権争いに終始しており、国民の間に失望が広がっている。
 ただ、今回のデモでは、旧王室の誰を王に就けるといった具体的要求が広がっているわけではない。行き所のない国民の不満が、漠然とした王政復古要求につながっているもようだ。(2020/12/09-07:11)


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2020年12月12日

山口県下関市の県立田部高校で講演。


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山口県下関市(旧菊川町)の県立田部高校で1年生を対象に講演を行いました。昨年と同じく山口県立図書館の対話的ライぶらり事業です。新型コロナウイルスの感染拡大で延期や中止になることも想定していましたが、無事実現でき、今はホッとしています。関係者の皆さんのご協力に感謝の気持ちでいっぱいです。

田部高校は周囲をたおやかな丘陵に囲まれた自然豊かな環境ということもあって、生徒の皆さんの心がとても落ち着いているのが印象的でした。おかげで持ち時間いっぱい、気持ち良く話をすることが出来ました。

ただ教育機関での講演は久しぶりということもって、お決まりの言い忘れが多く、途中で話が何度も脱線して大いに乱れてしまいました。。講演はやはり一期一会のナマモノだと改めて思います。

こうして2年連続、声を掛けていただき山口を訪ねることが出来ました。すっかり山口に親戚がたくさんいるような気分です。

時間を作って、先日読んだ「見残し塔」(久木綾子著)で書かれてあった瑠璃光寺を訪ねたかったのですが、今回は時間の都合で叶わず。ぜひ次回の楽しみとします!

田部高校、そして山口県立図書館の皆さん、ありがとうございました。



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2020年12月11日

変化が生まれる支援

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3度目のお米配給支援実施に向け、大勢の方からご協力をいただき、感謝の言葉が見つかりません。単なる生活支援ではなく、心に変化が生まれる支援にしたいとヤッギャ校長に伝えると、「バイハルチャ(心得た、ガッテン承知之助の意味)」との答えが返ってきました。

困窮する人々の心に変化が生まれ、前を向いて生きる支援となりますように!!


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2020年12月10日

行き当たりばったり


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振り返ってみると、これまでの学校は常に行き当たりばったり。たたらを踏んで、なんとか踏み留まることの繰り返しだったように思います。最善を願うだけでなく、最悪に備えられる組織にしたいと思いながら、ネパールの人たちの最大の長所である「呑気さ」に気持ちよく阻まれ、実現には至っていません。

今年は支援者の勧めで某国際団体へ支援の申請を行いました。結果がどうなるのか分かりませんが、現地の仲間が真剣に考え、これからの学校づくりに必要なものをまとめたことに大きな意義があると思います。行き当たりばったりのやり方を少しずつでも変えていきたい。そんな思いを新たにしています。



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2020年12月09日

諦めない


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社会貢献に対する意識の高まりもあって、数年前から企業で講演をする機会が増えました。

講演後、関係者から「会社として何か出来ることはありませんか」と訊かれることが結構ありましたので、以前、頻繁に行っていた若者のスタディツアーや交流活動を再開するため、参加を希望する若者への援助(例えば渡航費用の1部や交流に必要な道具の援助など)をお願いすることにしました。会社の派遣隊のような感じも良いかと思い、話を進めていたのですが、残念ながら折からの疫病で話が中断した状態です。

支援を知るためには現場へ行くことが大事です。目の前の苦しんでいる人を見れば思いやりの気持ちが萌芽し、自分自身と重ねれば恵まれた環境に感謝することが出来ます。それは「行動」という大きな一歩につながるはずです。


まだ先はまったく見えない状況ですし、これまでのように自由に海外へ渡航出来るようになるのか誰にもわかりませんが、希望だけは持ち続けようと思います。


「生きることは諦めないこと」。カミュの言葉を胸に刻みます。



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ヒマラヤに学校をつくる」上梓のお知らせ


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株式会社旬報社より拙著ヒマラヤに学校をつくる 〜カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦を上梓しました。子どもたちが精いっぱい駆け抜けた20年の軌跡をぜひお楽しみください。全国主要書店およびネットにて発売中です。




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2020年12月07日

幸せとは



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SDGsを学んでいる高校生たちから質問状が届き、週末に返答しました。本当は11月に学校で講演を行い、その後、質問を受ける予定でしたが、講演自体が流れてしまい書簡での質問となりました。

どの質問も素晴らしい内容で何度も唸りました。高校生が社会の様々な問題に真剣に向き合っている様子がひしひしと伝わってきます。

なんとか自分なりの回答を書いていきましたが、最後の「あなたにとっての幸せとはなんですか?」という質問には、思わず指が止まりました。

ぼくにとっての幸せとは.........なにかに感謝しているときではないかと思います。どうでしょうか??


ヒマラヤ青少年育英会のホームページを移転・リニューアルしました。


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2020年12月05日

久しぶりに


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11月は学校や企業で予定していた講演が全て延期となりましたが、来週は久しぶりに高等学校での講演が予定されています。こんな状況の中でも話ができることはとてもありがたく、関係者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

そんなわけで、いつも以上に気持ちが高まっています。ただし、こんなときは空回りしてしまう可能性が高いので、なんとか高鳴る気持ちを抑えつつ本番に臨むつもりです。さて、どうなることやら。。。落ち着けドナルド、もといダイスケ!


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