2019年10月
2019年10月31日
自由の気配
自由の気配が漂っている。
学校が開校したとき、そんな環境を作りたいと思っていました。
それから数年が経ったある日、子どもたちがのびんびと楽しそうに学んでいる姿を見たとき、学校に自由な気配が漂っていることを肌で感じたことがありました。そのときの感覚は今も鮮明に覚えています。まるで飛行機が巡航高度に達し、水平飛行を始めたような感じでした。
その後、2012年にヤッギャ校長が一度、退任してから、学校は紆余曲折がありました。一時はもう駄目かと考えたこともありましたが、2017年、再びヤッギャ先生が学校長に復帰したことで、学校は再出発を果たしました。まだ巡航高度に達していませんが、いつか必ず達する日が来ると信じています。
あの自由の気配が漂う学校をもう一度!
ティハールの最終日である「バイティカ」の日。ティハールの祝詞と共にヤッギャ先生へ、そんなメッセージを送りました。
■ヒマラヤ青少年育英会のホームページを移転・リニューアルしました。
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ヒマラヤ小学校ではヒマラヤ小学校基金を設け、学校運営へのご支援をお願いしています。HPのフォームからお申込みください。子ども達が安心して学べるよう、皆様のご協力をよろしくお願いいたします。くわしくはヒマラヤ青少年育英会ホームページをご覧ください。
ヒマラヤに学校をつくる」上梓のお知らせ
株式会社旬報社より拙著ヒマラヤに学校をつくる 〜カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦を上梓しました。子どもたちが精いっぱい駆け抜けた20年の軌跡をぜひお楽しみください。全国主要書店およびネットにて発売中です。
お知らせ
「ヒマラヤに学校をつくる」が「第65回青少年読書感想文全国コンクール(主催:全国図書館協議会・毎日新聞社 後援:内閣府・文部科学省 協賛:サントリーホールディングス)」の課題図書(高等学校部門)に選ばれました。
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2019年10月30日
人間性を創る
一昨日、プラカシュのことを書いたら沢山の反応がありました。
僕自身、子どもたちと接する中で思い知らされたことのひとつは、思いがけない不幸や不運が、予想もしない素晴らしい人間性を創り出すこともある、ということでした。だからこそ、どんな子であっても、ああだこうだと決めつけたり、レッテルを貼ってはいけないのだと思います。子どもの可能性は、さまざまなことをきっかけに開花するものですから。
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2019年10月29日
スポンサーシップ
スポンサーシップをどう立て直せばよいのか、今も思い悩む日々がつづいています。悩んでも仕方ないのですが、手も出さず、口も出さず、現地のひとたちの主体性に任せるとなると、どうしても壁が大きく見えてしまいます。以前、立て直しの話し合いをした際、担当者を決めて交流を活発化させると意気込みはよかったのですが結局、尻すぼみになってしまいました。
元々、手紙の習慣があまりない上に、新しい先生が増えて交流の意義が完全に伝わっていないこと。他にも立て直すべきことが多々ありますので結果的に交流が後回しになってしまうようです。
いろいろと彼我の差を感じてしまいますが、これもすべて現場にいた時、誰かに任せず(人を育てず)、自分でやってしまったことが原因です。
先月、関係者に自分の思いを伝えました。今後どうすべきか、ティハール祭り後の関係者の反応を見極めようと思っています。スポンサーシップをはじめてから13年、大きな局面を迎えているような気がします。
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2019年10月28日
学校や周囲の大人の役目
先日、著書を読んでくれた教育関係者と会って話をしました。著書を読んで教育者として共感したり、考えさせられることがあったそうで、著書が少しでも役に立てたと思うと自然と喜びが込み上げて来ました。
中でもプラカシュの話にはとても驚いたそうです。これまで後進国の教育支援というと、子どもが貧しいながらもみんな素直で明るく、希望に満ちているというイメージしかなかったそうで、プラカシュのような社会にもまれ傷ついた子が存在していることにとてもショックを受けたと話していました。その後、プラカシュが這いあがる努力を積み重ねて学校を無事卒業したことや、精いっぱい生きている現在の様子を伝えると、涙を流していました。
思えばプラカシュと出会えたことは僕にとって大きな幸運でした。人は誰だって不完全です。でも、そこからなんとか良くなろうと努力することが出来ることをプラカシュが教えてくれました。その意欲を引き出すことが学校や周囲の大人の大事な役目だと思います。
プラカシュの意欲を見事に引き出したヤッギャ先生・・・・やはり大きな存在だと改めて思います。
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