2015年04月

2015年04月04日

STAY GOLD

4月4日

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タライ平原に多く暮らすタル―族がとても清潔な民族である事は既報の通り。特に僕がいつみても感心するのは、彼らの住まいだ。格子に編んだ竹の両面に泥と牛糞を混ぜて塗り上げた壁に草で屋根を葺いただけの平屋建ての家だが、いかにも清潔感があり涼しげで爽やか。カトマンズに比べ猛烈に暑いタライ平原だが、家の軒先に入るだけで、それまでの暑さが嘘のようにひんやりする。その瞬間がなんとも心地よい。また、ティハールの頃、壁に描く魔除けの「ミティラ」も各家庭ごとに異なり、ひとつひとつ個性的で見てて飽きる事がない。

そんなタルー族の家にも少しずつ近代化の波が押し寄せているようだ。前回訪問時よりも集落にはコンクリートの家が確実に増え、原色に塗られた家もちらほら。懐古主義と言われたらそれまでだが、タルー族独自の文化がこのまま失われていくのは、いかにも惜しい。なんとかこのまま失われる事なく輝き続けてほしい。

写真は訪問治療をしたタル―族の集落で、手伝ってくれた姉妹。彼女たちの協力のお蔭でスムーズに治療を進める事が出来た。深謝!!

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2015年04月03日

fields of Gold

4月3日

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南ネパール、タライ平野の村々で医療キャンプを続けています。タライ平野はネパールの食糧庫と言われ、肥沃な土地が広がっている地域です。普段、山に囲まれた盆地で暮らしている事もあってか、タライ平野を訪れると何とも言えない解放感に浸る事が出来ます。また昔ながらのネパール、といった趣が残っている事も僕にとっては大きな魅力の一つです。

バルディヤのジャングル周辺などタライ平野で治療をはじめて数年になりますが、毎年、この時期にタライを訪ね、黄金色に輝く広大な大麦畑を見るのが僕の楽しみのひとつとなっています。そよ風に吹かれて大麦が優しく揺れる姿は見ているだけで心が和み、活動に向かう気持ちを整えてくれます。

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西風そよぐ大麦畑




「Fields of Gold」Sting

You'll remember me when the west wind moves
Upon the fields of barley
You'll forget the sun in his jealous sky
As we walk in fields of gold

So she took her love for to gaze awhile
Upon the fields of barley
In his arms she fell as her hair came down
Among the fields of gold

Will you stay with me, will you be my love
Among the fields of barley
We'll forget the sun in his jealous sky
As we lie in fields of gold

See the west wind move like a lover so
Upon the fields of barley
Feel her body rise when you kiss her mouth
Among the fields of gold

I never made promises lightly
And there have been some that I've broken
But I swear in the days still left
We'll walk in fields of gold

Many years have passed since those summer days
Among the fields of barley
See the children run as the sun goes down
Among the fields of gold

You'll remember me when the west wind moves
Upon the fields of barley
You can tell the sun in his jealous sky
When we walked in fields of gold



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2015年04月02日

弁護士リタ

4月2日

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先月、久しぶりにリタと会う機会があった。リタはヒマラヤ小学校を設立する以前、貧困母子家庭の女子を対象に行っていた就学支援活動の第一期生(12名)のひとりで、一昨年、法科大学を卒業し弁護士になった子だ。リタを含む12名の第一期奨学生の活躍が、後のヒマラヤ小学校設立に繋がった事は既報の通り。

貧しさに挫けることなく精いっぱい頑張り、一人の自立した女性として大きく成長したリタ。胸の弁護士バッヂが眩しく輝くのは、努力を積み重ねて来た証だ。昨年5月には結婚し、現在は大手建設会社の顧問弁護士として活躍する他、デンマークのNGOや個人事務所でも知識を生かして活躍しているようだ。

このブログでも頻繁に取り上げているリタやアシュミタジェニシャ達、第一期奨学生。支援を始めた当時、九歳前後だった彼女たちが二十五、六歳になり、社会の一員として活躍している事が本当に嬉しく、心から誇りに思う。彼女たちの活躍を見るにつけ、ささやかながらも活動を続けて来て本当によかったと思う今日この頃だ。

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2015年04月01日

ついに!!

4月1日

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ヒマラヤ小学校の卒業生同窓会が設立されることになった!!これから第一期卒業生達が中心となって、さまざまな活動を行うそうだ。長年、描き続けた夢がついに実現し、心が震えた!思えば同窓会の設立を目指し、その必要性を訴え続けて7年余り。思うように理解が深まらなず半ば諦めかけていた矢先の卒業生たちの自主的な動き。喜び勇んで、思わず飛び上がた。何事も諦めてはいけない!!

もうひとつ嬉しい事があった。保護者達が中心になって中高等部設立に向けた話が動き始めたのだ。近年の教育に対する関心の高まりが追い風となり、保護者側から声が挙がったのだから、まるで夢のようだ。高校まで作ってほしい、と泣いて訴えた卒業生達の姿が懐かしい。

その他にもまだまだたくさんあるが、今年はこの辺で!!

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