2015年02月
2015年02月08日
子ども達の感想
2月8日
「ネパールに咲く小さな花」を観た県内の小学生たちが番組の感想文を書いてくれたそうです。画面に映し出された様々な”違い”に子ども達は何を思い、感じたのでしょうか。とても興味があります。それが仮に「可哀想」とか「不潔な生活で嫌だ」といった感想でも良いと思うのです。そこから全てが始まるはずですから。
「ネパールに咲く小さな花」を観た県内の小学生たちが番組の感想文を書いてくれたそうです。画面に映し出された様々な”違い”に子ども達は何を思い、感じたのでしょうか。とても興味があります。それが仮に「可哀想」とか「不潔な生活で嫌だ」といった感想でも良いと思うのです。そこから全てが始まるはずですから。
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2015年02月07日
「創や」の募金箱
2月7日
以前、写真展や絵画展を開催させてもらった赤坂の「旬菜楽トキ」が、昨年「創や」として生まれ変わりました。帰国の際には「創や」で――お世話になりっぱなしの――支援者の方と美食をつつく事が僕の楽しみのひとつとなっています。「旬菜楽トキ」の時代から、たまたま隣り合わせになった人に応援して貰ったり、知人を紹介して貰ったりと、なにかとご縁をたくさん貰っている、僕にとって幸運のお店です。
現在、写真や絵画の展示は行っていませんが、変わらず店内のトイレに募金箱を設置して貰っています。先月、「創や」の店主、木津さんから1年間、募金箱に溜まった募金を頂きました。お客さんの温かい気持ちがたくさん詰まった浄財。ぜひ、大切にーー出来れば栄養改善プログラムにーー使えたらと考えています。
御協力頂きました皆さん、本当にありがとうございました。
以前、写真展や絵画展を開催させてもらった赤坂の「旬菜楽トキ」が、昨年「創や」として生まれ変わりました。帰国の際には「創や」で――お世話になりっぱなしの――支援者の方と美食をつつく事が僕の楽しみのひとつとなっています。「旬菜楽トキ」の時代から、たまたま隣り合わせになった人に応援して貰ったり、知人を紹介して貰ったりと、なにかとご縁をたくさん貰っている、僕にとって幸運のお店です。
現在、写真や絵画の展示は行っていませんが、変わらず店内のトイレに募金箱を設置して貰っています。先月、「創や」の店主、木津さんから1年間、募金箱に溜まった募金を頂きました。お客さんの温かい気持ちがたくさん詰まった浄財。ぜひ、大切にーー出来れば栄養改善プログラムにーー使えたらと考えています。
御協力頂きました皆さん、本当にありがとうございました。
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2015年02月06日
成長を実感する瞬間
2月6日
とある外国雑誌の取材――掲載されるかは未定――を受けました。(と言ってもメールの質問に答える形でしたが・・・)
質問の中に「子ども達の成長を最も実感する瞬間はいつか?」というものがありました。子ども達の成長を実感する瞬間はたくさんありますが、その中でも支援者との手紙のやり取りの中で、子ども達が自分の気持ちを書けるようになった時が一番、成長を実感します。
子ども達はそれぞれの支援者と手紙で交流をしていますが、初めの頃はどのように気持ちを文章で表現していいのか分からず、友達の書いた手紙を写す子が大勢います。それがだんだん月日を重ねていく内に、ある日、突然、しっかりとした自分の言葉で気持ちを現す事が出来る様になるのです。もちろん個人差があり、卒業するまで書けない子もいます。でも、一人でもそんな成長を見せてくれると、彼らの成長を信じて良かった、と強く思うのです。
とある外国雑誌の取材――掲載されるかは未定――を受けました。(と言ってもメールの質問に答える形でしたが・・・)
質問の中に「子ども達の成長を最も実感する瞬間はいつか?」というものがありました。子ども達の成長を実感する瞬間はたくさんありますが、その中でも支援者との手紙のやり取りの中で、子ども達が自分の気持ちを書けるようになった時が一番、成長を実感します。
子ども達はそれぞれの支援者と手紙で交流をしていますが、初めの頃はどのように気持ちを文章で表現していいのか分からず、友達の書いた手紙を写す子が大勢います。それがだんだん月日を重ねていく内に、ある日、突然、しっかりとした自分の言葉で気持ちを現す事が出来る様になるのです。もちろん個人差があり、卒業するまで書けない子もいます。でも、一人でもそんな成長を見せてくれると、彼らの成長を信じて良かった、と強く思うのです。
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2015年02月05日
心が安らぐ
2月5日
「マン アナンダーバヨ」(心が安らいだよ)。
治療を終えたお年寄りの患者から、時々こんな嬉しい言葉を掛けて貰う事がある。
これまで患者を治そうと思う取り組みが哀れな現実として壁にぶつかったり、それではと始めた、一人でも多くの患者を治療する取り組みも壁にぶつかってしまい、長く途方にくれていた時、この「マン アナンダーバヨ」という言葉を掛けてもらった事があった。
この時掛けて貰った一言に自分自身が大いに救われ、それ以来、一人ひとりをじっくり治療する事を決心。「心を救う治療」を目標に現在も治療活動を続けているのだが、あれから5〜6年、自分は患者の心を少しでも救えているだろうか・・・・一度、しっかり点検する必要がありそうだ。
「マン アナンダーバヨ」(心が安らいだよ)。
治療を終えたお年寄りの患者から、時々こんな嬉しい言葉を掛けて貰う事がある。
これまで患者を治そうと思う取り組みが哀れな現実として壁にぶつかったり、それではと始めた、一人でも多くの患者を治療する取り組みも壁にぶつかってしまい、長く途方にくれていた時、この「マン アナンダーバヨ」という言葉を掛けてもらった事があった。
この時掛けて貰った一言に自分自身が大いに救われ、それ以来、一人ひとりをじっくり治療する事を決心。「心を救う治療」を目標に現在も治療活動を続けているのだが、あれから5〜6年、自分は患者の心を少しでも救えているだろうか・・・・一度、しっかり点検する必要がありそうだ。
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2015年02月04日
若者の活躍
2月4日
昨年の夏、ヒマラヤ小学校開校10周年記念イベントで来日し、各地で女子教育の大切さを訴えたサダナ・タパさんが留学先であるMississipi University for Womenの海外向け広報に取り上げられたという嬉しい知らせがあった。サダナさんのような若者が世界でどんどん活躍している事は、大きな刺激となる。自分も頑張らねば!
昨年の夏、ヒマラヤ小学校開校10周年記念イベントで来日し、各地で女子教育の大切さを訴えたサダナ・タパさんが留学先であるMississipi University for Womenの海外向け広報に取り上げられたという嬉しい知らせがあった。サダナさんのような若者が世界でどんどん活躍している事は、大きな刺激となる。自分も頑張らねば!
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2015年02月02日
今を生きる
2月2日
先日、「永遠思考」という題でブログを書いたところ反響が大きくて驚きました。元々、日本人にとってヒンドゥー教は馴染みが薄いという事もあると思いますが、「今」を生きるヒンドゥ教の世界観が新鮮な驚きだったようです。
実は日本にも神道に「中今」という「現実をあるがままに受け止め、今を生きる」思想があるそうですが、私たちはいつの間にかそんな思想など忘れてしまい、過去に拘ったり悩んだり、未来に必要以上に不安を抱きながら生きているように思います。実際、今を生きているネパールの人達の方がよほど人間らしく、幸せに見える事も多々あります。
過去に捉われず、未来を恐れず、今を生きていけたらどんなに素晴らしいでしょう。自分自身も大いに考えさせられた「永遠思考」でした。
先日、「永遠思考」という題でブログを書いたところ反響が大きくて驚きました。元々、日本人にとってヒンドゥー教は馴染みが薄いという事もあると思いますが、「今」を生きるヒンドゥ教の世界観が新鮮な驚きだったようです。
実は日本にも神道に「中今」という「現実をあるがままに受け止め、今を生きる」思想があるそうですが、私たちはいつの間にかそんな思想など忘れてしまい、過去に拘ったり悩んだり、未来に必要以上に不安を抱きながら生きているように思います。実際、今を生きているネパールの人達の方がよほど人間らしく、幸せに見える事も多々あります。
過去に捉われず、未来を恐れず、今を生きていけたらどんなに素晴らしいでしょう。自分自身も大いに考えさせられた「永遠思考」でした。
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