2013年05月

2013年05月31日

29歳の春

5月31日

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ヒマラヤ小学校を開校する前に行っていた主要活動のひとつに「里親教育基金」がある。主に貧困母子家庭の女子を対象に行っていた就学支援で、基金を通して支援をした奨学生の中には社会で活躍している子も出ている。ヒマラヤ小学校が開校してからは学校運営に注力するため、2006年以降は新規の支援を中止し、現在では数人の奨学生を残すのみとなった。

さて、その里親教育基金から支援を続けていた一人、ソンマヤがこの度、無事SLC試験(10年生卒業後に受ける全国統一卒業認定試験)を受験した。ソンマヤは既報の通り、「学校で勉強したい」という夢を諦められず、19歳の時に里親教育基金を受けて小学1年に入学した気骨ある女の子だ。

あれから10年、様々な困難を乗り越えてSLC試験を受験する事が出来たソンマヤ。”諦めなければ夢は叶う”、ソンマヤの生き方もまた僕たちに多くの事を教えてくれたような気がする。試験の結果発表は6月中旬の予定。29歳の春はもう直ぐだ!!


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2013年05月30日

諦めなければ夢は叶う

5月30日

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80歳(世界最高齢)でエベレスト登頂を果たされた超人、三浦雄一郎さんの無事帰国のニュースを嬉しく聞いた。エベレスト登頂を果たされた時も嬉しかったが、無事に帰国されるまではどうしても諸手を挙げて喜ぶ気にはなれなかったので、これから子ども達や世界中の人々と大冒険の成功を喜びたい。本当におめでとうございます!!!

「諦めなければ夢はかなう」。

三浦雄一郎さんの力強いメッセージは必ず子ども達の心に深く刻まれ、困難に立ち向かう大きな力になると確信している。未来の三浦雄一郎さんを目指して、がんばれ子ども達!




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2013年05月29日

支援の鍵

5月29日

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ヒマラヤ小学校の事を知ったばかりの人から、「卒業した後、子ども達はどうするの?」という質問を受ける事がよくある。子ども達の卒業後の進路については、|聾気慮立(ごく稀に私立)中学校へ進学⊃Χ鳩盈プログラムへの参加が基本となり、その他に3惺擦膨未い覆ら職業訓練プログラムに参加という道もある。殆どの卒業生は,筬を選ぶが、中には一旦中学校へ進学したり、職業訓練プログラムに参加したものの残念ながら途中でやめてしまい、何もしていない状態の子もいる。

子ども達の中学校進学に関しては、学校や公的機関に対して奨学金の推薦などのサポートを行っているが、それ以外の直接的な支援は原則として行っていない。時々、卒業後も支援を続けるべきではないか、という切言をいただく事もあるが、卒業までに保護者の教育に対する意識や感心をしっかり高める事さえ出来れば、希望する子は必ず進学できると確信している。これまでにも教育の重要性に気づいた父親が子どもの進学のためにお酒をやめた、という嬉しいケースもあった。もちろん、どうしても自助努力だけでは難しい子に対しては「特例」という形で支援を行っている。

過度の支援によって学校本来の目的――子ども達の将来の自立――が形骸化してしまう事だけは避けなければいけない。「いつまでも」ではなく、状況に応じた「適度な支援」というものが必要だ。そのためには、やはり何といっても学校と子ども達、保護者の間で理解と信頼をしっかり深めていく事が大事で、それこそが支援が生きるかどうかの鍵なのだと思う。



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2013年05月28日

孝養の精神

5月28日

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新聞やテレビなどの取材を受けると、印象に残る児童について尋ねられる事がよくある。児童一人ひとり、それぞれ猛烈な個性をもっているので、どの子も印象が強く、なかなか絞るのは難しいのだが、貧しい中で母親に孝養を尽くす、ある男子児童の健気な姿が今も強く心に残っている。

その児童は数年前に蒸発転居という形で村を去り、ヒマラヤ小学校を退学してしまったのだが、当時は11歳くらい。元は牛小屋だったという村のはずれの小さな掘っ立て小屋で母親と2人、肩を寄せ合って暮らしていた。

ヒマラヤ小学校に入学してもなかなか登校して来ないため、ある日、先生と共に児童の家を訪ねると、病気で寝込んでいる母親の看病をしながら、山から集めて来た飼葉を忙しく麻紐で結んでいる最中だった。トタン屋根の穴から差し込む無数の光の筋が、薄暗い部屋を舞う塵埃と共に児童の額から流れる汗を照らし出していた。

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「どうしても働かないといけないの?」

僕の――今、思えば信じられないような――愚問に、「毎日、お母さんにドゥドゥ(牛乳)を飲ませたいんだ」、と答えた児童。母を想う一言からは孝養がひしひしと伝わって来て、胸を強く締め付けられた。

その後も栄養改善プログラムの際、病床の母のためにパンや果物をこっそり持ち帰る児童の姿を見かけたが、児童のそうした孝養の精神に触れる度に、豊かな飽食の時代に生まれ、何もかもが当たり前で利己的に生きて来た自分自身に嫌気がさし、自責の念にかられた。今も目を閉じると、早朝の町で牛乳を売り歩く姿や体よりも大きな籠いっぱいの飼葉や薪を運ぶ児童の姿が目に浮かぶ。今頃、あの心優しい児童はどうしているだろうか・・・・・・。





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2013年05月27日

水場の修繕工事

5月27日

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ブログでお伝えしていた水場の修繕工事が正式に決まった。ご支援いただいた銀座ロータリークラブの皆さん、また修繕工事実現のためにご尽力頂いた銀座ロータアクトクラブの皆さんに心から感謝申し上げたい。工事は雨期明けの9月頃から始まる予定だ。ぜひとも次の10年、20年に対応できるよう、細かい点までしっかり話し合いながら修繕工事を進めたいと思う。

こうして多くの方に応援していただき学校が整備される事は、本当に有難い事だとつくづく思う。しかし喜んでいるだけではいけない。大事な事は整備された施設をいかに活用するかであって、そのためには支援者の気持ちをしっかり現地の関係者へ伝える事が不可欠だ。些細な事のようだが、これこそ支援活動の中で最も大切なことだと思う。

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2013年05月26日

夢を追い続ける

5月26日

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三浦雄一郎さんが世界最高齢でエベレスト登頂という偉業を達成された!!まずは成功の喜びを子ども達みんなと分かち合いたい。

世界最高齢でのエベレスト登頂という夢を追いかけ、見事、その夢を登られた三浦雄一郎さん。その姿からは夢を持つ意義や、それを達成するためには、こつこつと努力を積み重ねる事、決して諦めない強い意思を持ち続ける事など、僕たちが生きていく上でとても大切な事を学び取る事が出来る。「勇敢なシェルパに助けられたおかげ」、と偉業を達成しても尚、謙虚さを失わない姿勢も僕たちは大いに学ぶ必要があるのではないだろうか。

人は夢を持ち、挑戦しつづける事にこそ生きている意義があるのだと思う。ヒマラヤ小学校の子ども達にも、三浦さんの大きな背中を目指し、夢を追い続けてほしい。


お知らせ

昨年12月に都内で開催しましたヒマラヤ小学校絵画展「Our School life」の絵が、ボランティアサークル、チョラチョリの皆さんのご協力を頂き、伊勢原市で展示されます。ぜひお運びください。

ネパールからの便り・ヒマラヤ小学校絵画展2

【会 場】伊勢原市立図書館ミニギャラリー
【期 間】2013/5/14〜2013/5/26(月曜休館)
【主 催】ボランティアサークル チョラチョリ




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2013年05月25日

子ども達に負けぬよう

5月25日

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5月もあっという間に半ばが過ぎ、残すところ1週間あまりとなった。4月中旬からこの1か月は雑務に追われ火の吹くような忙しさだった。それなりに充実した毎日だったのだが、忙しさに感けてしまいメイルの返信が遅れるなど大勢の方にご迷惑をかけてしまった。しっかり猛省したい。

さて6月は日本国内での活動となる。毎度のことながら帰国中は一人でも多くの方とお目にかかり、学びの収穫にしたいと考えている。ラジオ番組の収録や絵画展、その他、鍼の小さなイベントも企画されているので、頑張っている子ども達に負けないよう精いっぱい努めたい。


お知らせ

昨年12月に都内で開催しましたヒマラヤ小学校絵画展「Our School life」の絵が、ボランティアサークル、チョラチョリの皆さんのご協力を頂き、伊勢原市で展示されます。ぜひお運びください。

ネパールからの便り・ヒマラヤ小学校絵画展2

【会 場】伊勢原市立図書館ミニギャラリー
【期 間】2013/5/14〜2013/5/26(月曜休館)
【主 催】ボランティアサークル チョラチョリ


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2013年05月24日

もう10年生

5月24日

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先日、数人の第一期卒業生達と会って話をする機会があった。なんと彼らは現在、10年生。いよいよ来春はSLC(全国統一卒業認定)試験を受験するのだとか。第一期卒業生を送り出したのが2009年の春だから、考えてみれば既にそういう時期だ。時の経つ速さに驚くばかり・・・・。全員の合格を心から祈りたい。がんばれ卒業生!!


お知らせ

昨年12月に都内で開催しましたヒマラヤ小学校絵画展「Our School life」の絵が、ボランティアサークル、チョラチョリの皆さんのご協力を頂き、伊勢原市で展示されます。ぜひお運びください。

ネパールからの便り・ヒマラヤ小学校絵画展2

【会 場】伊勢原市立図書館ミニギャラリー
【期 間】2013/5/14〜2013/5/26(月曜休館)
【主 催】ボランティアサークル チョラチョリ



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2013年05月23日

黒板に近いところで

5月23日

「賢い子は黒板に近いところで勉強するんだよ」。

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そんな言葉に発奮した2年生。ちょっと近過ぎるけど、まぁいいか。これできっと賢くなるぞ。


お知らせ

昨年12月に都内で開催しましたヒマラヤ小学校絵画展「Our School life」の絵が、ボランティアサークル、チョラチョリの皆さんのご協力を頂き、伊勢原市で展示されます。ぜひお運びください。

ネパールからの便り・ヒマラヤ小学校絵画展2

【会 場】伊勢原市立図書館ミニギャラリー
【期 間】2013/5/14〜2013/5/26(月曜休館)
【主 催】ボランティアサークル チョラチョリ


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2013年05月22日

優しさは何処からくるのか

5月22日

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昼休み、子ども達から分けて貰ったご馳走。

自分の大切な昼ご飯を(我慢して)、他人(ひと)に分け与える優しさ・・・・一体、この優しさはどこから来るのだろうか。貰った焼き米とサヤインゲンをボリボリ食べながら考えてみたが、きっと自分には出来ない事だろうなぁ、と思うばかり。子ども達の底なしの優しさに感心していると・・・・・・・お代わりが。ありがたや〜。

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お知らせ

昨年12月に都内で開催しましたヒマラヤ小学校絵画展「Our School life」の絵が、ボランティアサークル、チョラチョリの皆さんのご協力を頂き、伊勢原市で展示されます。ぜひお運びください。

ネパールからの便り・ヒマラヤ小学校絵画展2

【会 場】伊勢原市立図書館ミニギャラリー
【期 間】2013/5/14〜2013/5/26(月曜休館)
【主 催】ボランティアサークル チョラチョリ



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2013年05月21日

苦み走ったいい男、サミール

5月21日

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先日、5年生のクラスを担当する外国人ボランティアが欠席したので、5年生をフォーレストルームで自習(自遊)させる事になった。しばらくするとサミールが「これで遊ぼう」、と支援者から頂いた「黒ひげ危機一髪」を取り出してきたので、みんなで遊ぶことになった。

サミールはとても大人しい性格で、以前ならフォーレストルームの片隅で一人静かに本を読んでいるような子だった。それが最近、とても活発になり周囲を驚かせている。こうして子ども達の成長を実感できる事がこの活動に関わってもっと嬉しい事だ。そういえばサミールの弟のサチン(3年生)も最近、元気がいい。兄弟そろっての成長!素晴らしい。

さてさてそのサミール。「黒ひげ危機一髪」を呼びかけたのはいいが、黒ひげが飛び出したら「勝ち」だと勘違いしたようで、ナイフを刺しても黒ひげが飛び出さないと悔しがっていた。もちろん、こういうルールがあってもいいのだが・・・・。一緒に遊んだ周りの女子たちがそのことについて何も言わず、静かに順番が来るのを待っていたのは「友情」からだろうか。その後、見事、自らのナイフで黒ひげが飛び出すと、無邪気にガッツポーズを決めたサミール。苦み走ったいい男だ。


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【会 場】伊勢原市立図書館ミニギャラリー
【期 間】2013/5/14〜2013/5/26(月曜休館)
【主 催】ボランティアサークル チョラチョリ



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2013年05月20日

アンニュイな午後の会話

5月20日

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幼稚園年中クラスのディペシュが夢中になって塗り絵をしていると、隣に仲良しのロシュ二が・・・・・。

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ロシュ二「あんた、そこ、色がはみ出しているよ」

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ディペシュ「う、うるさい!分かってるよ」

ロシュ二「へへ、気づいてなかったでしょ」

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ディペシュ「・・・・・・・・・・・」

ロシュ二「ラン、ラン、ラン・・・・」


アンニュイな午後の会話・・・・・・、女の子はやはり口達者だなぁと思う。昨日に引き続き、これも洋の東西を問わずなのだろう。男子よ、がんばれぃ。


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【会 場】伊勢原市立図書館ミニギャラリー
【期 間】2013/5/14〜2013/5/26(月曜休館)
【主 催】ボランティアサークル チョラチョリ




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2013年05月19日

頭角をあらわす

5月19日

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毎年のことだが3、4年生にもなると、めきめき頭角を現す子が出てくる。今年も既にそんな子が何人かいて、これからがとても楽しみだ。

子ども達を見ていると、リーダーとしての素質を持つ子、リーダーを支える役を担える子、クラスのムードメーカーなど、それぞれが役割を持っている事に気づかされる。特に女子は成長が早いせいか役割をしっかり自覚しているようだ。それに引き換え男子はというと・・・・・ノンビリ。これはきっと洋の東西を問わずなのだろう。もう少し男子にも頑張って貰いたいところだ。がんばれ!男子。


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【会 場】伊勢原市立図書館ミニギャラリー
【期 間】2013/5/14〜2013/5/26(月曜休館)
【主 催】ボランティアサークル チョラチョリ

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2013年05月18日

心配してくれる大人の存在

5月18日

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先日、複雑な家庭事情によって、学校で勉強を続ける事が困難になった児童の事をお伝えしたが、その後、なんとか良い方向で話が纏まり、児童は勉強を続けられる事になった。実は今回の一件ではヤッギャ前校長に尽力して貰ったのだが、傍で見ていて、子どもにとって最も大切なのは何といっても親身になって心から心配してくれる大人の存在なのだ、と改めて実感した。


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【主 催】ボランティアサークル チョラチョリ

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2013年05月17日

そろそろ

5月17日

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2年生の女の子が手遊び歌で遊んでいたので近づいてみると、肘のところに満月のような大きな穴が・・・・・。袖もすっかり短くなって7分くらいになっている。前回、かなり大きめのセーターを配ったのに・・・・・・、子ども達の成長は予想を超えるスピードだ。そろそろセーターを配る時期か・・・・ふぅ。


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【主 催】ボランティアサークル チョラチョリ

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2013年05月16日

伝統はしっかり受け継がれている

5月16日

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ヒマラヤ小学校の伝統と言えば、なんといってもこれ。まだまだ開校10年に満たない駆け出しのようなヒマラヤ小学校だが、こうして”上級生から学んだことを自分が大きくなった時に下級生に教える”という美しい伝統がしっかかりと受け継がれている事をとても誇りに思う。こんな事が自然に出来てしまう子ども達。なんて素晴らしいのだろう!


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【主 催】ボランティアサークル チョラチョリ

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2013年05月15日

風船につかまって

5月15日

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友達と喧嘩して泣いていた3年生のピーマを宥めるため、一緒に校庭を散歩していると、突然、ピーマが壁面に描かれた風船の絵の前で振り返り、「今度、日本に行って来る時はこの風船につかまって行ってね」と言って微笑んだ。

やら風船やら子ども達の要請は大変な物が多いが、どんな要望にも「フンチヤ(OK)」と言える大人になりたい、と思う今日この頃。なにはともあれ、ピーマが笑ってよかった。そういえば子どもの頃、風船おじさんというのが話題になった事があったような。安全性が確認されたら風船で飛んでいくからね、ピーマ。


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2013年05月14日

働く子ども

5月14日

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先日、首都圏各地で道路の拡幅工事が行われている、とブログで書いたが、毎朝通る道で12、3歳と思われる男の子が、ツルハシやスコップを持ち工夫として働いている姿を見かける。近年の社会変化に伴い、学校で勉強する事が当たり前になりつつある中、今もこうして就学期の子どもが”児童労働者”として働かなければいけない現状には胸が痛む。と同時に、自分達の活動がまだ道半ばである事を思い知らされる。


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【主 催】ボランティアサークル チョラチョリ

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2013年05月13日

ようこそ!ヤンチャ小僧たち

5月13日

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今年もヒマラヤ小学校に元気な子ども達が入学した。義務教育制度のある日本と違い、入学してくる児童の年齢はもちろん、――過去の就学経験によって――学年もバラバラだ。進級試験もあって卒業する時期もみんなバラバラなので、入学時期というのは全く意味をなさないのだが、全員が学校生活を通して多くの事を学び、無事卒業の日を迎えられる事を願っている。

入学した子ども達の中でも特に注目すべきは、1年生に中途入学した男子児童2人だろう。とにかく元気がよく、これからの成長が本当に楽しみだ。滑り台を逆走し、頭から滑り降りるあたり、決して常識に捉われない大胆な発想の持ち主と見た!きっと今年も先生たちは大変に違いない。なにはともあれ、やんちゃ小僧の入学を心から歓迎したい!入学おめでとう。

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【主 催】ボランティアサークル チョラチョリ

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2013年05月12日

おかえり!サンガム

5月12日

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「村に帰るんだ。学校には来られないと思うよ」。

期末試験の成績発表の日、滑り台で遊んでいたサンガムが寂しそうな表情を浮かべて話しかけてきた。突然、サンガムの口から出てきた”別れのコトバ”に驚いたが、詳細を尋ねても、「お母さんが村に帰るって言ってた」という言葉が返ってくるだけだった。

ここ数年、窮状に耐えられず故郷の村へ帰る家庭が増え続けている。おそらくサンガムの家庭も同じような事情ではないかと大方の察しはついたが、入学した子ども達を卒業まで見届けられない事は活動の中で最もつらい事だ。

さて、新学期が始まって1か月あまりが過ぎたがサンガムは姿を現さなかった。
「やっぱり駄目だったか・・・・」
胸にポッカリ穴があいたような気持ちで半ば諦めかめていた矢先、母親に連れられてサンガムが学校に姿を現した。あまりに突然の事で信じられなかったが、母親によると、故郷に帰るつもりで出かけたが仕事を見つける事が出来ず、ブンガマティ村へ戻って来たのだとか。「故郷に戻っても仕事がなくて・・・・・」、大好きな滑り台で嬉しそうに遊ぶサンガムとは対照的に、俯き気味に語った母親の表情が現実の厳しさを物語っているようだった。

厳しい現状の中で保護者や子ども達が、明日を信じて明るく生きていけるようになるにはどうすればいいのか、なかなか答えは見つけられないままだが、なにはともあれ今はサンガムが帰校した事を素直に喜びたい。こんな時こそ僕たちが前向きにならなければ何も始まらないはずだ。「決して俯いてはいけない」。ふとマザー・テレサの言葉を思い出した。


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【期 間】2013/5/14〜2013/5/26(月曜休館)
【主 催】ボランティアサークル チョラチョリ


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