2013年03月
2013年03月11日
希望と出会う場所
3月11日
2月2日のブログ記事を読んだ方から、「学校へ行っている子と行っていない子では、表情が違いますね」という感想をいただいた。確かにコイン拾いをしている子ども達の表情は険しい。
同じように貧しい環境に暮らしながら、これだけ表情に違いが出るのはなぜか?それはきっと、心の奥底に眠っている”希望”に出会えたかどうかの違いではないだろうか。そう考えると、学校は「希望と出会う場所」と言えるのかもしれない。
2月2日のブログ記事を読んだ方から、「学校へ行っている子と行っていない子では、表情が違いますね」という感想をいただいた。確かにコイン拾いをしている子ども達の表情は険しい。
同じように貧しい環境に暮らしながら、これだけ表情に違いが出るのはなぜか?それはきっと、心の奥底に眠っている”希望”に出会えたかどうかの違いではないだろうか。そう考えると、学校は「希望と出会う場所」と言えるのかもしれない。
hsf at 00:00|Permalink│
2013年03月10日
お菓子の発破
3月10日
もう直ぐ期末試験が始まる。期末試験は進級に関わる大事な試験。特に1、2学期の試験で十分な結果を残せなかった児童にとっては気が抜けない試験だ。なんとか全員合格して無事進級を果たしてほしい。
合格発表の日は支援者から頂いた浄財でお菓子を配る予定になっている。ぜひ大声でアナウンスして、子ども達に発破をかけてみようと思う。お菓子の発破で全員合格の可能性が一気に上昇するかもしれない。がんばれ!子ども達。
もう直ぐ期末試験が始まる。期末試験は進級に関わる大事な試験。特に1、2学期の試験で十分な結果を残せなかった児童にとっては気が抜けない試験だ。なんとか全員合格して無事進級を果たしてほしい。
合格発表の日は支援者から頂いた浄財でお菓子を配る予定になっている。ぜひ大声でアナウンスして、子ども達に発破をかけてみようと思う。お菓子の発破で全員合格の可能性が一気に上昇するかもしれない。がんばれ!子ども達。
hsf at 00:00|Permalink│
2013年03月09日
働く子
3月9日
開校当初に比べると減ったとはいえ、今もヒマラヤ小学校の子ども達の中には働いている子が大勢いる。飼い葉集めや薪拾い、日雇い農業等のいわゆる手伝いの延長のような労働から、煉瓦工場や食堂での本格的な労働まで様々だ。どんな形であれ子ども達が働かなくてはならない現実には、何時も胸が痛む。
4年生のスニタ(15)は、窮状によって故郷の村へ引き上げた家族と離れ、母親の知人が営む隣町の食堂で住み込みとして働いている。当初は親戚でもない他人の店で住み込みとして働くことに心配もあったが、幸い人に恵まれ食堂の店主家族にも大事にして貰っているようで、今は安心している。冬休み中、仕事の様子を見に店を訪ねた時は、手際よく料理を作るスニタの姿があった。「母」と呼ぶ店主の奥さんに教えてもらい、この1年で殆どの料理を作れるようになったそうだ。本当に良かった。
もちろんスニタのようなケースは稀だろう。一向に減らない人身売買の現状を考えると、働く子どもの多くがリスクの中で生きている事を忘れてはいけないと思う。
開校当初に比べると減ったとはいえ、今もヒマラヤ小学校の子ども達の中には働いている子が大勢いる。飼い葉集めや薪拾い、日雇い農業等のいわゆる手伝いの延長のような労働から、煉瓦工場や食堂での本格的な労働まで様々だ。どんな形であれ子ども達が働かなくてはならない現実には、何時も胸が痛む。
4年生のスニタ(15)は、窮状によって故郷の村へ引き上げた家族と離れ、母親の知人が営む隣町の食堂で住み込みとして働いている。当初は親戚でもない他人の店で住み込みとして働くことに心配もあったが、幸い人に恵まれ食堂の店主家族にも大事にして貰っているようで、今は安心している。冬休み中、仕事の様子を見に店を訪ねた時は、手際よく料理を作るスニタの姿があった。「母」と呼ぶ店主の奥さんに教えてもらい、この1年で殆どの料理を作れるようになったそうだ。本当に良かった。
もちろんスニタのようなケースは稀だろう。一向に減らない人身売買の現状を考えると、働く子どもの多くがリスクの中で生きている事を忘れてはいけないと思う。
hsf at 00:00|Permalink│
2013年03月08日
あたりまえの事に感謝する気持ち
3月8日
岐阜県内の小学校で話をした時の事。講演後、6年生の男の子が「これから当たり前の事に感謝して生活していきたい」と素晴らしい感想を話してくれた。6年生の素直な気持ちがとても嬉しい。
普段、目を向けない事に目を向けると、自分たちの周りにある殆ど全ての事が”あたり前”になってしまっている事に気づかされる。そのあたりまえの事が実はとても有難く、また愛おしいものである事に気づく事が出来れば、幸せに一歩近づけるのではないだろうか。
日本の小、中学校で続けているささやかな講演活動。あたりまえの事に感謝する気持ちを育む小さな切欠になれるよう、これからも地道に続けて行きたい。
岐阜県内の小学校で話をした時の事。講演後、6年生の男の子が「これから当たり前の事に感謝して生活していきたい」と素晴らしい感想を話してくれた。6年生の素直な気持ちがとても嬉しい。
普段、目を向けない事に目を向けると、自分たちの周りにある殆ど全ての事が”あたり前”になってしまっている事に気づかされる。そのあたりまえの事が実はとても有難く、また愛おしいものである事に気づく事が出来れば、幸せに一歩近づけるのではないだろうか。
日本の小、中学校で続けているささやかな講演活動。あたりまえの事に感謝する気持ちを育む小さな切欠になれるよう、これからも地道に続けて行きたい。
hsf at 00:00|Permalink│
2013年03月07日
かまぼこ板の絵
3月7日
愛媛県西予市にある西予市立美術館「ギャラリーしろかわ」で毎年開催されている全国「かまぼこ板の絵」の展覧会。昨年の展覧会にはヒマラヤ小学校の子ども達が初参加した。会場に設けられた特別コーナーでは子ども達の描いた珠玉の名、珍作90点が展示され、大勢の来場者に楽しんで貰えたようだ。
ネパールに戻り、子ども達に会場の様子を写した写真やテレビ愛媛の特集番組を見せたところ、みんな大喜び。一生懸命、写真の中から自分の作品を探し出し、照れくさそうにしたり、自慢げな表情を浮かべたりしていた。認めて貰う事は、やはり子ども達の成長にとって何よりのビタミン剤なのだと実感した。
そんな訳で、今年の第19回全国「かまぼこ板の絵の展覧会」にも参加を予定しているのだが、実はすっかり締切期日を失念してしまい、先日、気が付いた時には既に締切まで2か月を切っている状態だった。慌ててかまぼこ板を作ろうと市内の木工所を訪ねたが、なかなか思いどりの物がない。仕方なく「ギャラリーしろかわ」に問い合わせたところ、今回も特別にかまぼこ板を無償で譲っていただく事になった。本当にありがたい。
来週にはかまぼこ板がネパールに届き、作業を始める予定だ。ただ、これから期末試験や新入生の受け入れの準備など雑務が山積みの状態なので、郵送を含め締切期日までに間に合うか少し心配だ。なんとか今年も子ども達の珠玉の名、珍作をお楽しみいただけるよう、石炭を焚いて頑張ってみたい。
愛媛県西予市にある西予市立美術館「ギャラリーしろかわ」で毎年開催されている全国「かまぼこ板の絵」の展覧会。昨年の展覧会にはヒマラヤ小学校の子ども達が初参加した。会場に設けられた特別コーナーでは子ども達の描いた珠玉の名、珍作90点が展示され、大勢の来場者に楽しんで貰えたようだ。
ネパールに戻り、子ども達に会場の様子を写した写真やテレビ愛媛の特集番組を見せたところ、みんな大喜び。一生懸命、写真の中から自分の作品を探し出し、照れくさそうにしたり、自慢げな表情を浮かべたりしていた。認めて貰う事は、やはり子ども達の成長にとって何よりのビタミン剤なのだと実感した。
そんな訳で、今年の第19回全国「かまぼこ板の絵の展覧会」にも参加を予定しているのだが、実はすっかり締切期日を失念してしまい、先日、気が付いた時には既に締切まで2か月を切っている状態だった。慌ててかまぼこ板を作ろうと市内の木工所を訪ねたが、なかなか思いどりの物がない。仕方なく「ギャラリーしろかわ」に問い合わせたところ、今回も特別にかまぼこ板を無償で譲っていただく事になった。本当にありがたい。
来週にはかまぼこ板がネパールに届き、作業を始める予定だ。ただ、これから期末試験や新入生の受け入れの準備など雑務が山積みの状態なので、郵送を含め締切期日までに間に合うか少し心配だ。なんとか今年も子ども達の珠玉の名、珍作をお楽しみいただけるよう、石炭を焚いて頑張ってみたい。
hsf at 00:00|Permalink│
2013年03月06日
サパナの笑顔
3月6日
今年に入って嬉しかった事の一つは、1年生のサパナがほぼ毎日、元気に登校するようになった事だ。
サパナは遠くの村から移住してきた家庭の長女で、今年度から弟(幼稚園クラス)と共にヒマラヤ小学校へ入学したのだが、毎日、登校してくる弟に対して、入学当初から学校を休む事が多く、時には2週間以上、続けて学校を休む事もあった。大分改善されたとはいえ、今もネパールでは世俗(男性優位社会のため女子を学校へ行かせる優先順位が低い)によって学校へ通えない女子は多い。サパナもそんな世俗によって翻弄されていた一人だ。
おそらく続かないだろう、と半ば諦めかけていた矢先、サパナが学校へ登校するようになった。直接的な理由はわからないが、母親がヤッギャ前校長の主宰する職業訓練を受けた事が大きく影響しているのではないかと思う。なにはともあれ、毎日、サパナの元気な姿を見られるようになった事はとても嬉しい事だ。同級生との波長もピッタリのようで、教室ではサパナの明るい笑顔が輝いている。
今年に入って嬉しかった事の一つは、1年生のサパナがほぼ毎日、元気に登校するようになった事だ。
サパナは遠くの村から移住してきた家庭の長女で、今年度から弟(幼稚園クラス)と共にヒマラヤ小学校へ入学したのだが、毎日、登校してくる弟に対して、入学当初から学校を休む事が多く、時には2週間以上、続けて学校を休む事もあった。大分改善されたとはいえ、今もネパールでは世俗(男性優位社会のため女子を学校へ行かせる優先順位が低い)によって学校へ通えない女子は多い。サパナもそんな世俗によって翻弄されていた一人だ。
おそらく続かないだろう、と半ば諦めかけていた矢先、サパナが学校へ登校するようになった。直接的な理由はわからないが、母親がヤッギャ前校長の主宰する職業訓練を受けた事が大きく影響しているのではないかと思う。なにはともあれ、毎日、サパナの元気な姿を見られるようになった事はとても嬉しい事だ。同級生との波長もピッタリのようで、教室ではサパナの明るい笑顔が輝いている。
hsf at 00:00|Permalink│
2013年03月05日
カレープロジェクト打ち合わせ
3月5日
支援者の皆さんと共にカレー粉販売に向けた打ち合わせを行った。日本国内で「不特定多数」に対する販売には食品衛生法に基づいた手続きが必要で、費用の事も含めクリアしなければならない点がまだ幾つもある。
例えばネパールで小分けをして日本へ送ると、その分、関税が高くついてしまうので、税金だけを考えれば纏めて送った方が良いのだが、逆に国内で小分けにするためには法律上、規定の施設での作業が必要となり、それを業者に頼むとロットが少ない分、費用が嵩んでしまう等、どれを取っても一長一短で、なかなか”これは”という方法はない。
何分、初めてのことばかりで不安はなかなか払拭されないが、失敗を恐れず一つずつクリアしていけば、必ずゴールに辿りつけると信じている。壁は高ければ、高いほど達成感も大きいはずだ。壁を登り切った時の喜びを想像しながら、一歩ずつ頑張りたい。
支援者の皆さんと共にカレー粉販売に向けた打ち合わせを行った。日本国内で「不特定多数」に対する販売には食品衛生法に基づいた手続きが必要で、費用の事も含めクリアしなければならない点がまだ幾つもある。
例えばネパールで小分けをして日本へ送ると、その分、関税が高くついてしまうので、税金だけを考えれば纏めて送った方が良いのだが、逆に国内で小分けにするためには法律上、規定の施設での作業が必要となり、それを業者に頼むとロットが少ない分、費用が嵩んでしまう等、どれを取っても一長一短で、なかなか”これは”という方法はない。
何分、初めてのことばかりで不安はなかなか払拭されないが、失敗を恐れず一つずつクリアしていけば、必ずゴールに辿りつけると信じている。壁は高ければ、高いほど達成感も大きいはずだ。壁を登り切った時の喜びを想像しながら、一歩ずつ頑張りたい。
hsf at 00:00|Permalink│
2013年03月04日
自然ににじみ出る個性
3月4日
子どもの育成というのは、本当に奥が深いなぁとつくづく思う。褒める事も認める事も、また叱る事も必要で、それらが上手くかみ合ってはじめて子どもは成長出来るのだと思う。そのうちのどれかが不足しても、また過剰になってしまっても、子どもは誤った方向へどんどん進んでしまうから、気が抜けない。
ただ、あまり難しく考えてしまうと何もできなくなってしまうので、兎に角、本人の成果や努力、そして他人への思いやりについて認め、褒めて行く事を中心に、必要な場合に本人が解るように叱る。もちろん、それぞれ基準をしっかり持つことが絶対に必要だ。基準にそって、しっかり子どもと向き合えば、成長と共に自然ににじみ出るような素晴らしい個性も生まれてくるのではないだろうか。
子どもの育成というのは、本当に奥が深いなぁとつくづく思う。褒める事も認める事も、また叱る事も必要で、それらが上手くかみ合ってはじめて子どもは成長出来るのだと思う。そのうちのどれかが不足しても、また過剰になってしまっても、子どもは誤った方向へどんどん進んでしまうから、気が抜けない。
ただ、あまり難しく考えてしまうと何もできなくなってしまうので、兎に角、本人の成果や努力、そして他人への思いやりについて認め、褒めて行く事を中心に、必要な場合に本人が解るように叱る。もちろん、それぞれ基準をしっかり持つことが絶対に必要だ。基準にそって、しっかり子どもと向き合えば、成長と共に自然ににじみ出るような素晴らしい個性も生まれてくるのではないだろうか。
hsf at 00:00|Permalink│
2013年03月03日
今日は楽しい雛祭り
3月3日
今日は雛祭り。女の子の厄除けと健康祈願のお祝いの日だ。ネパールにも雛祭りはあるのか?というと、残念ながら雛祭りのように女子が主役となるお祭りはない。
周知の通り、ヒマラヤ小学校は女子教育に力を注いでいる学校なので、一度、「雛祭り」もどきをして女子の健やかな成長を祝ってみたいと思っているのだが、残念ながらまだ一度も実現できていない。ひし餅やちらし寿司は難しいとしても、皆で雛あられを食べるくらいなら出来ると思うので、いつか村の人達にも集まって貰い「雛まつり」もどきを実現出来たらと思う。日本の習慣を体験する事が、もしかしたら女子教育の大切さについて考える小さなきっかけになってくれるかもしれない・・・・・・・。
今日は雛祭り。女の子の厄除けと健康祈願のお祝いの日だ。ネパールにも雛祭りはあるのか?というと、残念ながら雛祭りのように女子が主役となるお祭りはない。
周知の通り、ヒマラヤ小学校は女子教育に力を注いでいる学校なので、一度、「雛祭り」もどきをして女子の健やかな成長を祝ってみたいと思っているのだが、残念ながらまだ一度も実現できていない。ひし餅やちらし寿司は難しいとしても、皆で雛あられを食べるくらいなら出来ると思うので、いつか村の人達にも集まって貰い「雛まつり」もどきを実現出来たらと思う。日本の習慣を体験する事が、もしかしたら女子教育の大切さについて考える小さなきっかけになってくれるかもしれない・・・・・・・。
hsf at 00:00|Permalink│
2013年03月02日
辛味入汁掛飯
3月2日
「辛味入汁掛飯」とは実はカレーライスの事。戦時中、カレーライスは敵国語ということで、このように呼ばれていたそうだ。だからどうした、と言われたらそれまでなのだが、最近、カレー粉の販売に向けてあれこれやっている事もあってカレーに関する本を読む機会が増え、こんな雑学を知ることが出来た。それにしても本を読むにつけカレーの奥深さを実感し、いかにカレーが日本人に愛されているのか驚かされる毎日だ。
日本人で初めてカレーを見たのは遣欧使のメンバーの三宅孝という人で、1863年に旅の道中、船に乗り合わせたインド人が食事する光景を見て次のような感想を残している。(「たかがカレーというなカレー」小学館文庫)
その他、カレーがおいしく見える黄金律も存在するそうで、「考える技術・書く技術」(板坂元著、講談社新書)の中では、
上に紹介した「たかがカレーというなカレー」(小学館文庫)には、著名人のカレーへの思いも書かれていて、なかなか面白い。これからカレーに関する雑学を纏めて見るのも面白いかもしれない。ただカレーを販売するだけでなく、買っていただいた人が楽しみながら食べられるカレープロジェクトに出来ればと思う。
「辛味入汁掛飯」とは実はカレーライスの事。戦時中、カレーライスは敵国語ということで、このように呼ばれていたそうだ。だからどうした、と言われたらそれまでなのだが、最近、カレー粉の販売に向けてあれこれやっている事もあってカレーに関する本を読む機会が増え、こんな雑学を知ることが出来た。それにしても本を読むにつけカレーの奥深さを実感し、いかにカレーが日本人に愛されているのか驚かされる毎日だ。
日本人で初めてカレーを見たのは遣欧使のメンバーの三宅孝という人で、1863年に旅の道中、船に乗り合わせたインド人が食事する光景を見て次のような感想を残している。(「たかがカレーというなカレー」小学館文庫)
「飯の上にトウガラシ和味いたし、芋のドロドロのようなものをかけ、これを手でかき回して手づかみで食す。至って汚きものなり。日本人の衛生観念からすれば、手でかき回して食べる、という事がとても不潔に見えたのだろう。共感できる素直な感想だ。またライスカレーという言葉を日本で初めて使ったのは、札幌農学校のクラーク博士だったそうで、札幌農学校の生徒の貧弱な体に驚いたクラーク博士は、
「生徒は米飯を食べるべからず。ただしライスカレーはこの限りにあらず」という規則を作ったそうだ。(「たかがカレーというなカレー」小学館文庫)カレーとクラーク博士の意外な関係に不思議な縁を感じてしまうのは僕だけだろうか。
その他、カレーがおいしく見える黄金律も存在するそうで、「考える技術・書く技術」(板坂元著、講談社新書)の中では、
汁を掛けた部分とご飯の白いままで残っている部分の比が五対三の比となった時、もっとも食欲を刺激すると書かれてある。ぜひ一度、試してみようと思う。
上に紹介した「たかがカレーというなカレー」(小学館文庫)には、著名人のカレーへの思いも書かれていて、なかなか面白い。これからカレーに関する雑学を纏めて見るのも面白いかもしれない。ただカレーを販売するだけでなく、買っていただいた人が楽しみながら食べられるカレープロジェクトに出来ればと思う。
hsf at 00:00|Permalink│