2011年02月15日

2011年02月15日

河成小学校

2月15日

河成小昨年11月、高校時代の恩師の先生を中心に有志の皆さんのご協力を受け、ふるさと愛媛でヒマラヤ小学校の後援組織「えひめ・ネパール・フレンドシップ」が設立された。ふるさとの皆さんの温かい応援は本当にありがたく、筆舌には尽くせないほど感謝の気持ちでいっぱいだ。思えば2年前には「テレビ愛媛」からテレビ愛媛賞をいただき、また2009年には松山青年会議所の皆さんの推薦で人間力大賞を頂くなど、ふるさと愛媛の皆さんには様々な形で温かい応援をいただいている。今回の後援組織設立によって、これまで繋がりの薄かった県内の支援者をネットワーク化する事が出来、より意義ある活動を展開することができるようになると期待している。ぜひ、活動理念でもある”お互いの顔が見える活動”を目指していきたい。

昨年11月に「えひめネパールフレンドシップ」の設立総会を開催して以降、メンバーの皆さんと共に今後の活動について話し合いを進めてきた。絵画展や写真展の開催などやりたい事は山ほどあるのだが、出来れば県内の小、中学校でネパールについて話がしたいと考えていたところ、設立総会の様子について書かれた読売新聞を読まれた西予市立河成小学校の先生から問い合わせをいただき、早速、河成小学校でお話をさせていただくことになったご縁というのは本当に不思議なものだ。

河成小学校は愛媛県西予市野村町(旧東宇和郡)にある全校児童25人の小さな小学校。今回の講演のお話を頂いてからというもの、僕は全校児童25人の小さな学校というところに大きな魅力を感じ、一体どんな学校で、どんな子ども達が学んでだろうと、毎日が心浮き立つ思いだった。

今日の講演には1年生から6年生まで全校児童が参加してくれたのだが、小さな1年生までしっかりと話に耳を傾けてくれて本当に嬉しかった。特に最前列に座った2年生の女の子が話の途中、何度も頷いてくれたり、悲しい話の時には悲しい顔をして、嬉しい話には嬉しそうな顔をして、話を最後までしっかり聞いてくれた事が忘れられない。夕方のNHKのニュースで今日の講演の様子が放送された時にも、その子が頷いている様子が映っていてとても愛らしかった。子ども達がいつか大人になった時、今日の話をちょっぴりでも憶えていてくれたら嬉しい。

河成小講演の後には子ども達が作った学校紹介のパンフレットや学用品をヒマラヤ小学校に寄贈してただき、また「えひめ・ネパールフレンドシップ」へは寄付金が贈られた。ネパールに戻ったら、ヒマラヤ小学校の子ども達にじっくり河成小学校の話をしたいと思う。





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