教科書配布社会の厳しさ

2005年04月23日

新入生サシナ

昨日、凄まじい勢いで雹(ひょう)が降った。雹が降ったのはブンガマティ村などラリットプール南部が中心だった様子。大喜びしている子供達とは対象に、教室の窓締めなどに追われたモンゴル先生と僕は雹の直撃を受けた。

雹が降った後、サシナという13歳の女の子が母親に付き添われて学校を訪ねてきた。サシナは障害を持っている女の子。家庭は貧しく、母親が工場で働きながら生活している。母親は学校で学ぶことで、サシナの障害が回復して欲しいと願っているようだ。なんとかサシナを学校へ通わせたいと訴えていた。

入学期間はとっくに過ぎているため、通常ならば入学許可を出すことはできないが、障害を持ちながらも勉強したいというサシナの強い向学心に、ヤッギャ校長が特別に入学許可を出したいとのことだった。僕としてもヤッギャ校長の考えに大賛成し、早速、サシナの入学の手続きを行った。

手続きが終わり学校を後にするサシナに『学校で何がしたい?』との尋ねると、笑顔いっぱいの表情で『友達を沢山つくって、勉強したい』との答えが返って来た。今後が楽しみだ。

今日は休日だったので、昼まで掃除をするなどゆっくり過ごす。午後から往診へ出かけたが、途中で頭痛が起こったため帰宅する。暫く休んでいると首まで痛くなった。(ズキズキと痛む拍動性の頭痛)痛み止めを飲み、シャワーを浴びると少し痛みが軽減した。こんな病気でない病気には鍼に即効性があると思う。一応、自分で(天柱・風池に)鍼を刺してみた。腕利きの鍼灸師なら一発で治るだろうなぁと思いつつ、自分の腕の悪さを実感した。その後、往診を再開。何とか今日の分、全員の往診を終えることが出来た。


hsf at 23:38│
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