新入生選考医療キャンプ

2005年04月08日

ダンス大会出場

ヒマラヤ小学校として初めての参加となるダンス大会。夕方5時から始まる大会を前に、朝からアシュミタによる子供達へのダンス指導が行われた。

なんとかダンス衣装も間に合い、参加準備は整った。ヒマラヤ小学校では試験などが続き、暫くの間ダンスクラスが開催されていなかったため、子供達がどこまでダンスを憶えているか心配だった。

ダンス大会に参加するプジャ、ソニー、ナニタ、ディーパの4人は、同年齢(9歳)で背丈もほぼ同じ、また成績も3,4,5,6番と仲良く並んでいる。動きが合えばダンスはとても綺麗に見える。

アシュミタは慣れない指導にも関わらず、子供達を一生懸命指導した。少しずつ動きが合い始め、大会前には何とか全員で間違えずに踊れるようになった。

今回のダンス大会はブンガマティ村だけでなく周辺の村からも参加者がいてとても賑やかだった。順番を待つときは、やはり子供達よりも僕達の方が緊張していたように思う。スポットライトを浴びて人前で踊るなど、決して簡単なことではない。(と、僕は思う)

ヤッギャ先生たちと共に子供達を励ましながら、妙に細かいところまで指導していたことは、今思い出すととても可笑しい。子どもを持つ親の気持ちが少し分かったような気がした。

さて終に子供達の順番が来た。先生達も祈るようにステージを見つめていた。僅か数分の曲が、今日は何十分も何時間にも感じられた。緊張が頂点に達した頃、踊りは無事に終わった。子供達は大勢の観客を前に堂々と踊り大きな拍手を受けた。子供達をとても頼もしく思った。

ダンスの後はモンゴル先生の感涙にむせぶ姿が見られた。子供達は先生達に誉めてもらい、とても嬉しそうだった。これからも一生懸命頑張って漸進して欲しい。

寺子屋の子供達も良く頑張った。3組も登場すると最後まで気が抜けずなかなか疲れたが、とても良い経験となった。










hsf at 05:08│
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