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2005年03月17日

大きな成長

試験の監視をしていると、この1年間で勉強を頑張った子達の事が良く分かる。中でも幼稚園クラスで学ぶ14歳のジュンケリは、人一倍勉強を良く頑張っている。

ジュンケリは両親がなく兄夫婦と一緒に暮らし、毎朝、牛乳を運び、牛の世話をしてから学校へ通っている。義姉からは何度も学校を辞めるように言われたそうだが、それでも『教育を受ける最後のチャンス』と、頑張ってきた。

ジュンケリの回答はとても遅い。他の子供達が10問終える間にようやく1問回答するというペース。それでも回答の多くは正解であり、入学当時の状態からすると信じられないほど大きな成長を見せてくれた。

試験を終えたジュンケリに『よく頑張ってるね』と話しかけると『ダイスケさんのお陰です』と、一本取られた。ジュンケリの成長は、担任のモンゴル先生の熱心な指導と、ジュンケリ自身が教育の大切さを理解していることが大きい。『学校が楽しい』と笑顔で話していたジュンケリ。これからも大きく成長して欲しい。

試験の後は、来週の火曜日に予定している『シラミ退治』についてミーティングを行った。今回は看護学生が手伝ってくれることになっているが、初めて参加する看護学生が活動しやすいよう、分かりやすい手順を用意したいと思っている。

その後、ラリットプール郡にある学校を訪ねた。今後、教員どおしの交換留学やあらゆるな分野での交流と共有を目指し、ネットワーク作りを進めている。先日、衛生教育を行ってくれた看護学生らの交流もその一環だ。何とか良いネットワークを構築したいと思う。

夕方、往診の後、『あすなろレストラン』を訪ねた。先日から始めた新しいメニューが好評のようで、スミさんが嬉しそうに報告してくれた。本当に良かったと思う。僕も食べたが、とても美味しかった。これからも人に喜ばれるメニューつくりに励んで欲しいと思う。

今日も良い日となりました。

ヒマラヤ小学校通信を更新しました。ぜひご覧ください。



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