春の訪れススマの窮状

2005年03月09日

常に間違っている

昨年から某新聞で、ネパールに関する記事を連載させて頂いている。先週末、第4回目の記事が掲載された。記事が掲載された日は、知人から『記事を読んだよ。頑張ってるね』と、暖かい励ましのメイルを頂く。こうしたメイルは大変嬉しく、活動への大きな励みとなっている。

僕の書いた拙稿を、読者の方がどのように感じられるのかとても興味深いが、今まで機会に恵まれていなかった。

掲載された翌日、なんと新聞のコラム欄に、記事に関する感想が書かれていた。思いがけない賛辞を頂き、なんだか子供達が誉められたようで、とても嬉しかった。

僕は自分のやっている事を、『常に間違っている』と思うように心がけている。間違っていると思えば、緊張感を保つが出来、活動を見つめなおす事が出来ると思うからだ。

子供達への支援活動も、まだまだ改善の余地が沢山あると思う。特に『里親教育基金』は、全体支援になったことで、奨学生と支援者の関係が希薄なっている。

個人支援の場合、奨学生と支援者の関係は深くなるが、支援者の方全員が交流を望んでいるわけでなく、強制的な交流により、支援者の方の負担が大きくなってしまう恐れがある。中には『影から応援したい』と希望する支援者の方もいるのだ。

より良い支援活動を目指し、『常に間違っている』から始めたい。コラムでの賛辞を機会に、兜の緒を締めなおし、緊張感を持って支援活動に取り組みたい。

腰痛が再発し、苦しい一日となった。







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