重要なお知らせ
吉岡大祐のヒマラヤ活動日記 へご訪問いただきありがとうございます。 奨学生ならびに学校宛の手紙は普通郵便に限ります。受け取り手続きが必要なEMS(国際スピード郵便)や国際書留郵便、その他、DHL,OCS,FEDEXなど国際宅急便の利用はお断りしております。また物資による支援は自立を目指す学校の教育方針および関税等の問題から全てお断りしてます。どうかあしからずご了承ください。 今後ともよろしくお願いいたします。
当ブログはしばらくの間、不定期となります。 この間、メイルへの返信等、大幅に遅れる場合があります。ご了承下さい。お問い合わせ先:info@ikueikai.org
2024年10月25日
支えてくれる人の顔

目下、某団体の協力の下、とあるプロジェクトの話が進行中です。異国でのプロジェクトということもあって詰めることも多く、一難去ってまた一難という感じです。自分自身の信頼を含めた実力のなさを痛感する毎日です。
それでもプロジェクトのために一生懸命、汗を流してくれる人たちがいます。皆さんの想いに触れる度に、絶対成功させたい、という気持ちがみなぎります。
支えてくれる人の顔が見えるということがどれだけ大切か、改めて実感します。
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この度、株式会社旬報社より、子どもたちの新しい本、「わかり合えない」からはじめる国際協力を上梓しました。ぜひ、ご一読ください。
2023年12月25日より全国主要書店ならびにアマゾン、楽天などECサイトでお買い求めいただけます。こちらからご購入いただくとアフィリエイトの売上が学校へ寄付されます。ご協力、お願いいたします。
ヒマラヤに学校をつくる カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦


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2024年10月24日
最終段階

先日受け取った書類や手紙の翻訳作業、送付がようやく最終段階に入りました。足りないものもありましたが、珍しく書類がきちんと整理されていて、本当に助かりました。聞けばヤッギャ校長が手伝ってくれたそうです。納得です。
子どもたちの手紙も翻訳が終わりました。ところどころ分からない単語がありましたので、久しぶりに辞書を取り出してみたりして、終わってみれば充実した時間でした。
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2024年10月23日
こんなときがあったから

今年は体調も気分も浮き沈みの激しい年です。万丈の気を吐いたかと思うと、針で突いた風船のようにしぼんだり……。自分が試されているのだと思いながらも、逃げているだけの自分がいます。
いつかこんな時があったから。そう言える自分を手に入れたいのですが、その日は来るのでしょうか……。
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2024年10月22日
苦い思い出

先日、学校訪問経験がある人たちと話をしていたとき、ある卒業生(女子)が話題に上がりました。聡明で、人望があり、働き者で、踊りも歌も上手い。まさに十全十美という言葉がピッタリの児童でした。
2009年、学校創立5周年の際にヒマラヤ小学校の歌姫ことラクシミが日本を訪問し、支援者の皆さんと素晴らしい交流の時間を持つことが出来ました。そんなこともあり、5年後の創立10周年のときにも児童をひとり日本に呼ぼうとう話が出るようになりました。そのとき自然と白羽の矢が立ったのが、その女子児童でした。
その後もたくさんの知識や経験を積み上げながら、どんどん成長していく彼女をみるにつけ、創立10周年が待ち遠しい思いでいっぱいになりました。
しかし、残念なことにちょうど創立10周年を迎える頃、学校内がぐちゃぐちゃになってしまいました。2012年にヤッギャ校長が退任したことで、タガが外れてしまったのです。校内で丁々発止やり合っていましたので、児童の日本訪問の話がまとまるはずもなく、結局、立ち消えとなってしまいました。
もし、あのとき来日していたら……。自分たちのせいで子どものチャンスを奪ってしまった。そんな自責の念を覚えます。今は結婚してカトマンズ北部の町で幸せに暮らしていると話に聞きました。それがせめてもの救いです。
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2024年10月21日
関わり方

学校とどのように関わるべきか、本当に難しい課題です。一顧だにしない訳にはいかず、かと言って関わり過ぎては自立が停滞してしまい……。寄り添いつつ、適度な距離を保つ、そんな高度な技は可能なのでしょうか。
とはいえ、現地の人たちの中で自分たちやろうという声は着実に上がっています。そう思うと、あまり意識せず自然流れに任せるというのが一番なのかもしれません。
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2024年10月20日
現場主義の功

こういうニュースを目にすると、気持ちがスカッと晴れます。
完成していないからとか、前例がないからではなく、その場で最善ぼ決断する‼これぞ現場主義の功ではないでしょうか。素晴らしい‼
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2024年10月19日
卒業生が

学校の環境改善に向けたあるプロジェクトが進行中です。まだ予算が獲得できていませんので未定ですが、もし全てが順調にいけば、なんと卒業生がプロジェクトに大きく関わることになりそうです。
居ても立ってもいられない気分ですが、まずプロジェクトがボツにならないように、慎重に事を進めていかなくては‼
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2024年10月18日
祭りの後に

ダサインの長期休暇が明けると、果たして全員が帰省先から戻ってくるのか、という不安が胸をよぎります。詮無いことですが。
特に窮状を抱えている家庭などダサインを機に首都圏で生活に終止符を打ち、村で暮らすことを望むケースもよくあります。これだけ物価が上昇したら、そうなるのも無理はありません。村に戻ってから教育を受け続けることができるという保証もありません。
毎年、祭りの後には自分たちの無力さを突きつけられる思いです。
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2024年10月17日
お別れ

しばらくご無沙汰していた支援者が今年4月に亡くなっていたことを知り、ショックを受けました。コロナが終わったら、と何度も再会の約束をしながら結局、叶わぬままお別れとなってしまいました。
子どもたちを支えて頂いただけでなく、自分自身が苦しいとき親身になって励ましてくれた人です。特に活動を始めたばかりの頃、実績が全くない中でも信じてもらえたことが、どれだけ大きな励みとなったか言葉に尽くすことは出来ません。
今は静かに故人の御冥福を祈るばかりです。
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2024年10月16日
ダサイン最終日

今年のダサインも今日のゴジャクラト・プルニマが最終日です。余談ですがダサインは必ず満月で終わります。
子どもたちはそれぞれどんなダサインを過ごしたのでしょうか。ダサイン明けの学校では、祭りの興奮そのままにダサインについて語る子どもたちの姿があります。
新しい服を買ってもらった、親戚と一緒ご馳走を食べた、寺院へお参りした、踊りを踊り、凧揚げや竹のブランコで遊んだ……。喜びに満ちた子どもたちの表情を想像するだけで、自然と心が和みます。
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2024年10月15日
与える側

先日、打ち合わで都内の小学校を訪ねました。打ち合わせを終えて校門で先生に挨拶をしていると、下校途中の3年生くらいの女の子が突然、先生に向かって「今日は収穫なし」と言って、悔しそうな表情を浮かべて手でバツ印を作りました。
なんのことかと思ったら、その女の子は毎日のように虫を捕まえては先生にプレゼントしているのだそうです。その日はたまたま収穫がなかったので、悔しい表情を浮かべていたのです。
子どもたちは受けることと同時に、「与える側」になることで成長しているのだと改めて思いました。支援活動もまた然りだと思います。
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2024年10月14日
スモモ

夏前に子どもたちが果樹園のスモモを収穫したと写真が送られてきました。
思えば十数年前、果樹園で初めてスモモを収穫をしたとき、みんなで大喜びしたことや子どもたちが「全部獲ったら鳥が困るから残してあげよう」と言ったこと、ほとんどの実を下級生に配ったことを思い出します。
子どもたちの健気な優しさは、今思い出しても胸が熱くなります。今年もきっと同じようなセリフが聞こえたのではないでしょうか。
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2024年10月13日
驚きの値段

既報のとおり携帯電話が壊れてしまいました。電池の劣化と思い交換してみたのですが上手く起動せず。おそらく基盤の劣化が問題ではないかと思います。
ネパールにいた頃なら自力でなんとかするのですが、時間のことも考え中古品を購入することにしました。
調べてみると3Gのガラケーが2000円という驚きの値段。3Gサービスも末期ですから需要がないということなのでしょうか。
そんなわけで電話が復活しました。ただ起動しない電話に登録していた連絡先をどう復活させるか、思案に暮れています。
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2024年10月12日
スバカマナ

今日はダサイン10日目、ヴィジャヤダサミ(勝利の10日)です。ダサインは今日、最高潮を迎えます。
きっと町のあちこちで、額をティカで真っ赤に染めた人々の「スバカマナ (おめでとう)」という嬉しそうな声が響いていることと思います。
どうかネパールの人々にとって、穏やで幸せな日々が続きますように。
おしらせ
携帯電話故障のため、しばらく電話が通じません。恐れ入りますがご連絡はメールでお願いします。電話は土曜日頃、復旧予定です。
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2024年10月11日
可愛らしいドゥルガー

先日、届いた子どもたちの手紙の翻訳作業を進めています。話題はダサインのことばかり。子どもたちの興奮がひしひしと伝わってきます。
手紙の中にこんな素敵な絵が描かれていました。シヴァ神のお妃、ドゥルガーです。ちなみにダサイン大祭9日目(今年は今日、11日)のマハノウミではヤギや水牛を生贄にしてドゥルガーに捧げる日です。
ドゥルガーといえば血を好む恐ろしいイメージがありますが、子どもたちが描くとなんとも可愛らしいドゥルガーに変身。
絵を見ているだけですっかり心が洗濯されました。
おしらせ
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2024年10月10日
変化のとき

体調不良が重なったこともあり、否応なしに体力低下を痛感します。
なんでも歳のせいにしてしまうのは嫌ですが、歳を自覚することも大切なことだと思います。その時々で自分が果たすべき役割も役目も変化して当然ですから。
きっと今は変化のとき。身体も役目も変化をもとめているのだと思い、ひとり気を吐いてみました。どうなることやら……。
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2024年10月07日
優先順位

お願いするだけ野暮なことだとは分かっていましたが、プロジェクトの関係者から急ぎの依頼を受けたので、ネパールの知人にお願いの電話を掛けてみました。
案の定、「ダサインポチ」(ダサインが終わったらね)との答え。別の友人、知人にも電話を掛けましたが結局、ダサインポチ、ダサインポチの堂々巡りで終わりました。そりゃそうだ、と妙に納得してみたり……。優先順位第一位はダサインです。
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2024年10月06日
忘れてはいけない

祝福ムードいっぱいのダサインですが、陰でこういう子どもたちがいることを忘れてはいけないと、改めて思います。
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2024年10月05日
ガタスタパナ2081

今年もダサインが始まりました。一昨日、3日がダサインの初日。家の聖所に苗床を設けて大麦の種を蒔く「ガタスタパナ」の日でした。発芽した大麦は10日目の「ヴィジャヤダサミ」の日に年長者からティカと一緒にもらいます。
そんなわけで、今年もなんとかかんとかダサインを迎える事が出来ました。支援者の皆さんには変わらず支えていただき、本当に感謝してもしきれません。
来年こそは胸を張って意気揚揚とダサインを迎えたい‼今はそんな気持ちです。さて、どうなることやら。
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ヒマラヤに学校をつくる カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦


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2024年10月04日
封筒

学校に依頼していた書類と奨学生の手紙がEMSで届きました。なかなか発送されず気をもんでいましたが、途中、必要な追加書類が出来ましたので、結果的に発送が遅くなって良かったです。こうして、どんなときも「結果オーライ」になるところが、ネパールの不思議なところです。
本来なら封筒をサッと開けたいところですが、依頼した書類がきちんと入っているか一抹の不安がありましたので、とりあえず封筒に向かって拝んでみました。
結果、不足があれこれ……。手紙、メール、電話で何度も念を押してお願いしたはずなのですが、発送前にチェックしないのがネパール流ですから仕方ありません。
それでも奨学生たちが書いた可愛らしい手紙を見ると、自然と気持ちが晴れます。いつもながら子どもたちに助けられてばかりの活動です。
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2024年10月03日
洪水による食品物価の高騰

ネパールの天候はなんとか回復したようですが、大雨による大規模洪水と地滑りで200人を超える死者が出る大惨事となりました。映像をみるかぎり各地で相当な被害が出たことが分かります。
心配していた食料価格の高騰は、残念ながらすでに発生しているようです。いろいろと先が思いやれますが、ヤッギャ校長と相談しながら自分たちで出来ることを一つずつやっていけたらと思います。
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2024年10月02日
雇用問題

ネパールのサラット・シン・バンダリ労働・雇用・社会保障大臣のインタビュー記事が掲載されていました。
特定技能(1号、2号)で日本へ労働者を送り出したいという希望のようです。毎年、50万人が労働市場に入っても10万人の雇用機会しかない状況がネパールの厳しい現実を物語っています。
特定技能制度も課題は多々あるようですので、やはり国内での雇用創出が望まれます。簡単なことではありませんが……。
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2024年10月01日
ネパール豪雨

お知らせ
ネパール豪雨による児童、保護者、教職員の人的被害はありません。
ネパール全土で2日間にわたり降り続いた豪雨による地滑りや洪水で192人が死亡、32人が行方不明(30日現在)となっています。
カトマンズ首都圏では320ミリを超える雨量が記録され、バグマティ川では危険数位を2メートル以上超えたとのことです。
モンスーンによる災害は毎年のことですが、無計画、無秩序な都市化が被害を拡大させたとの専門家の意見は頷ける気がします。学校周辺でも冠水や浸水が起きたようですが、児童、保護者、教職員の人的被害は今のところありません。追加情報がありましたら追って報告いたします。まずは被害が最小限で収まることを祈るばかりです。
※大勢の方から豪雨被害に関するメールを頂きました。ご心配くださりありがとうございます。現在も情報収集を行っているため、個別のお問い合わせにはお答え出来ない状況です。あしからずご了承ください
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2024年09月18日
あの子は今

これまでヒマラヤ小学校で出会った子どもたちの中で、どうしても名前が思い出せない子が一人います。
初めて卒業生を送り出した2009年頃、1年生として入学してきた貧困母子家庭の女の子で、当時9歳くらいでした。弟も幼稚園クラスに入園して、いつも弟の世話をしていました。
成績はとても優秀で、入学から1年経ったときにスポンサーシップの支援者が決まるととても喜び、毎日のように「(支援者は)いつ会いに来てくれるの?」と訊いてきたことを覚えています。
そんな彼女が蒸発転居(夜逃げ)をしたと聞いた時、どうしようもない虚しさに襲われました。あれから約15年、彼女は今、どんな人生を歩んでいるのでしょうか……。
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2024年09月17日
もうすぐダサイン

来月3日からダサイン大祭が始まります。日本にいても自然と意識してしまうのは、ある種の業務上疾病かもしれません。
無事、ダサインを迎えられるかどうかが毎年、最大の課題ですから。
ちなみに今日は、インドラジャトラです。
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2024年09月16日
力み

年内に予定されているいくつかの講演会で話す内容を纏めています。
それぞれテーマが異なるのですが、これまで自分自身が関わって来た国際協力や教育、人を育てる活動を、それぞれのテーマとうまく関連づけ、新しい視点を作れたらと思っています。
少しでも役立つ話ができれば……なんて思いつつ、実はすでにかなり力んでいます。ここはネパールらしさ全開で、成り行きにまかせてみるのも手かもしれません。
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2024年09月15日
敵は己の中に

今年は学校創立20周年という大きな節目の年。しかも年男という幸運な巡り合わせですので、来し方行く末をじっくり思案しつつ、今後につながるような大きなイベントをしたいと意気込んでいましたが、途中、背負いきれない(実力にあわない)業務や雑務に追われたことで失速。体調不良を重なり、今もややアパシー状態です。
自分を立て直すために何をすべきか。自問自答しながらあれこれ小さな行動を起こしているところです。果たしてどうなるか。敵は己の中にあり!
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2024年09月14日
移民問題

数年前、「新移民時代」という本を読んだことをきっかけに、移民に関する本を読むようになりました。既報の通り、実際に中東などへ出稼ぎに行った卒業生もいますし、国外での出稼ぎ労働を希望する子も大勢いますので、移民は決して他人事ではありません。
最近では 「カレー移民の謎」という本を読みました。日本で暮らしてカレー店で勤めるネパール人の実態についてこれまで耳目に触れていたことが、よりリアルに綴られていました。
特に両親が日本へ出稼ぎに来て、ネパールの村で祖父母に育てられる子どもや、両親と暮らすために日本に来たものの風習に馴染めず孤立する子どもたちの姿など、胸に痛みを覚えました。
「生きるため……」。そう言われると言葉がありませんが、異国の地での暮らしは決して安易なものではないこと、そして物理的な豊かさだけでは満たされないことを、卒業生を含めたネパール若者に知ってほしいと願っています。
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2024年09月13日
若さ

先日、大学生からネパールに渡って以降、学校を開校するまでの流れについてインタビューを受けました。
拙著を読んでくれたようですが、目的もなくネパールへ渡り、そこから就学支援➔寺子屋➔学校へとつづくプロセスがどうしても分からないそうです。
思いつき、成り行きでやってきたことですから、理解しにくいのも無理はありません。本当に無計画の計画でやってきたことですから。逆に組織に属し、計画どおりに順序立ててやっていれば、今ほど苦しまずに済んでいたかもしれませんが、支えてくれている人たちとの出会いもなかったかもしれません。
一つだけ言えることは、「若さ」が自分に大きな力を与えてくれたということです。若いから多くの人に支えてもらい、失敗を受け止めてもらったのだと思います。そう考えると本当に運に恵まれたのだと思います。
ただ若さだけに頼っていたから、若くなくなった今、大いに足踏みしているともいえます。とほほ。
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2024年09月12日
自戒の念

学校は今、新しいステージに入っていると思う一方、旧態依然とした考えを持つメンバーもいて、なかなか纏めるのが難しいというのが正直な実感です。
過去を捨てる、ということは想像以上に難しいことです。でも何かを捨てる、あるいは手放さなければ「次」へ進むことは出来ません。自戒の念も込めて……。
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2024年09月11日
どっしり

いつ何時、何が起こっても、常にこんな風にどっしりと構えていたいものです。
ちなみにこの写真、テストで赤点とったときのものです。人間がふとい‼
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2024年09月10日
懐かしい写真

懐かしい写真を目にすると、往時のことが鮮明によみがえります。
左はサパナ。当時、2年生くらいでしょうか。右はサパナの叔母で5年で学んでいたジュンケリ。傾いていたこの家も、今はもうありません。
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2024年09月09日
一番、伝えたいこと

「一番伝えたいことを話してください」。
来月予定している小学校での講演の打ち合わせで、担当の先生から言われた言葉が頭を離れません。
自分が一番伝えたいことってなんだろう……。思えば、これまで深く考えずに講演をつづけてきました。今回は立ち止まって考えるチャンスだと思い、自分なりの答えを見つけてみるつもりです。
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2024年09月08日
エクセルが届く度に

学校から届いたメールにエクセルが添付されていると、メールを開くのがとても億劫になります。というのも、多くの場合、児童が退学するとその報せとともにエクセルにまとめられた新たな全児童の名簿が届くからです。
先日、メールにエクセルが添付されていたのでハッとしました。おそるおそる開けてみると名簿の記入漏れの修正。取り越し苦労でした。
添付書類ひとつで不安にかられるなんて情けない話ですが、卒業の日を迎えられる子どもたちは今も少数なのです。
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2024年09月07日
京都の朗読会

既報の通り、10月26日に京都で開催される朗読サロン「ひびき」の15周年記念祭に於いて、『「わかり合えない」からはじめる国際協力』を朗読していただきます。届いたばかりのチラシを手にして喜びが再爆発しました。子どもたちを知っていただく貴重な機会。本当にありがたいかぎりです。

名だたる作家の名前を見て、思わず尻込みしました。
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2024年09月06日
なすべきこと

自分のなすべきことがわからないと人間はひどく自己否定するというのは、どうやら間違いないようです。
ネパールの現場を離れてもうすぐ10年になります。学校や社会が変化する中、自分のなすべきことが定まらず、右往左往している今日この頃です。やらなきゃいけないことは山程あるのですが……。
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2024年09月05日
人身売買

ネパールの人身売買について話を聞かせてほしい、という依頼を受け、昨年の一件も含めた体験談をお話しました。
話をしながら、人身売買の問題の根っこにあるのは間違いなく「貧困」であることを改めて感じました。ナイキと呼ばれる周旋人もまた、貧困に苦しむひとりの人間だと思うと、深いため息がこぼれます。
自分に出来ることなど本当に限られているのかもしれない。そんな虚無感に包まれます。
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2024年09月04日
子どもの時間を奪ってはいけない

昨日のつづきになりますが、多くの子どもたちと接して強く思うことは、大人は子どもの時間を奪ってはいけないということです。
大人の都合や喜びのためにやったこと、やらせたことで、子どもは1ミリも成長することはないと確信します。
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2024年09月03日
なにかに没頭する時間

子どもは自分の好きなことに没頭しているとき、イキイキとした良い顔をします。その顔を見るために学校はあるのだと思うほどです。
振り返る事ができる豊かな時間。その記憶によって人はどんな状況でも生きることができるのではないでしょうか。
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この度、株式会社旬報社より、子どもたちの新しい本、「わかり合えない」からはじめる国際協力を上梓しました。ぜひ、ご一読ください。
2023年12月25日より全国主要書店ならびにアマゾン、楽天などECサイトでお買い求めいただけます。こちらからご購入いただくとアフィリエイトの売上が学校へ寄付されます。ご協力、お願いいたします。
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2024年09月02日
待ちぼうけ

「何事も慌てないところがネパールの人たちの魅力です」なんて言いながら、まったく動こうとしない人々を前にやきもきしている自分がいます。
8月中に送ったという書類が届いていないので、何度も確認電話を入れましたが、帰ってきる返事はいつも「パタイソキョ(送ったよ)」。
あるときは「1週間も前に送ったよ」と言っていたのに、ようやく届いた書類に書かれてあった発送日を確認すると、電話をした翌日だったなんてこともありました。下手な工作をしない堂々とした所作に完敗することばかりです。
いつ届くか分からない書類をしばらく待ちぼうけする日々が続きそうです。ふぅうう。
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2024年09月01日
負のループ

日程を必死こなしているうちに、降って湧いた雑務に追われる日々……。いつの間にか夏が終わりました。結局、足踏みしただけで終わったような感じです。
ようやく脱稿して刷り上がった後援会の会報は、変換ミスによる誤字だらけ。失くしちゃいけないと、大切なデータをUSBメモリに保存して安全な場所に保管したのに、その保管場所を忘れたりと、地武太治部右衛門を地で行くような間抜けぶりにため息がこぼれます。
上手くいかないときは、きっと自分が変わるチャンスだと思って、目の前のことに精いっぱい取り組んでいるところです。負のループからの大脱走中なるか‼
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2024年08月01日
ネパール人選手

先日、講演のあとの歓談でパリオリンピックに出場しているネパール選手ついて質問を受けましたが、まったくの無知で答えられませんでした。
調べてみると、柔道、卓球、競泳、陸上、射撃で7人が出場しているようです。
公式記録としてはオリンピックでのメダル獲得数ゼロのネパールですが、今大会での歴史を塗り替えはあるのか、こっぞり注目してみます。
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2024年07月20日
どんな状況でも

コンピューターのシステム障害が起こり、世界各地で大きな影響が出たというニュースを見て、「何かに依存すれば不安定になる」ということを改めて感じました。
2005年のギャネンドラ国王(当時)によるクーデターではテレビ、ラジオ(国営放送のみニュースを流していました)、電話、ネットなどすべての通信網を遮断する事態が発生しました。
あのとき、今と同じように何かに依存してはいけない、という思いを強く持ちました。アナログが良い、デジタルが悪いということではなく、常にどんな状況でも対応できるようにしておくことが大事なのだとおもいます。学校運営もまた然り。
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2024年07月16日
繰り返し

昨年、村で人身売買事件が発生し、卒業生のひとりが巻き込まれました。幸い国境の町で保護されたようで被害を免れたのですが、事件が明るみに出たことで一家は離村し、在校生の妹が退学を余儀なくされました。
当初はネパールでよくある駆け落ち婚だろうといって捜査当局は動かず、親も相手の男が工場の同僚だったので、結婚したらいずれ戻ってくるだろうと呑気に構えていたようです。
ネパールの結婚は親が相手を決めることが主流であるため、その反動として「駆け落ち」が頻発します。そこが人身売買を見えにくくしてしまっている面でもあります。
卒業生が巻き込まれた現実を直視して、子どもたちに甘言に惑わされぬよう繰り返し伝えて行く以外、道はないのだと思いますが、本当に難しい問題です。
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2024年07月15日
卒業生を

ヤッギャ校長から連絡があり、今年卒業した児童の内、2人の就学を支援してもらえないだろうか、という要望を受けました。進学したものの家庭の窮状から学校で勉強を続けることが難しいそうです。
卒業まで支えて頂いた支援者には児童の卒業にともない、すでに新たな奨学生を紹介していますのでお願いすることは難しく、新たな支援者を探すしかありません。ヤッギャ校長には具体的に必要な費用を連絡するようお願いしましたので、これから周囲の皆さんに相談してみるつもりです。
今回の件は複数で支えるなどすれば何とか解決できるとは思いますが、卒業後も進学して勉強を続けたいと願いながらも、貧困によって進学が困難な卒業生たちをどう支えるべきか、制度の創設なども考えなくてはと思います。と同時に、どこまでやるべきなのか支援のあり方にとても悩みます。
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2024年07月14日
興に乗る

学校の運営資金をどう調達するか、開校以来の大きな課題です。いつまでも寄付金に頼っていては学校の持続的な発展は望めませんので、少しずつでも自主財源を確保する必要があります。本来は授業料の徴収によって成り立つようになることが理想ですが、まだそのステージには到達していません。
事業収入を増やすための話し合いを続ける中で、アボカドの栽培、販売、将来的な新校舎建築の際には一部をテナントとして貸与する案などが出ました。特にアボカドについては協力団体との交渉を進めるなど具体的な動きが出ているようです。
プロジェクトの成否よりも、こうして現地の人たちが主体的に考えて行動を起こしていることに大きな希望を感じます。ここ数年、興に乗ったように活発な意見が飛び交うようになりました。失敗を恐れず学びに変えていけば必ず道は開けると信じています。
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2024年07月13日
与党分裂

大方の予想通りネパールの与党が分裂し、下院での信任投票の結果、プシュパ・カマル・ダハル首相が失職しました。
2006年に包括和平が成立した後も政局争いで混迷をつづけるネパール。しばらく落ち着かない状況がつづきそうです。
あと大雨による土砂災害も気になるところです。
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2024年07月12日
社会の変化

僕が知る限り、住んでいた当時のネパールの人々の衛生観念は目を覆いたくなるものでした。観念は意識ですから、現地の人々にとっては気にならないことなのですが、清潔が当たり前の日本人からすると戸惑うことも度々でした。
そんなネパールの人々の衛生観念が変化したのか、こんなニュースが目に止まりました。デリバリーしたモモ(餃子)のソースから悪臭がしたことから、カトマンズ市がモモを作ったレストランに20万ルピーの罰金支払いを命じたそうです。
衛生観念が向上することは良いことですが、流石に20万ルピーはやり過ぎではないかと。何より、このままつきすすめば裏通りのざっかけない食堂で、何も気にせずガツガツ食べる人々の情景もなくなってしまうかもしれません。ちょっと勿体ないような気がしますが、ないものねだりでしょうか。
こちらは日本政府がネパールの病院に医療器材を寄付したという嬉しいニュースです。すばらしい‼
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2024年07月11日
望郷の念

カーン、カーン
ヒマラヤ小学校のチャイムは現在も手打ち式です。しかも時間の正確性はまったく期待できません。思い出したとき、気の向くまま、というのが基本。
世の中、万事こんな感じだと良いのになぁ、と思うのはネパールへのささやかな望郷の念でしょうか⁈
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2024年07月10日
度量

現場を離れたことは果たして正解だったのか、ふと考えることがあります。普段、できるだけ考えないようにはしているのですが、どうしても頭から離れないのは、まだ気持ちの整理が完全についていないからなのかもしれません。今、現場に行ったところで何か出来るわけではないのに、往生際の悪さにあきれます。
自分が描いてた青写真と必ずしも一致しない現実であっても、それは現地の人たちが考えて決めた現実です。すべてを受け入れるだけの度量が自分には必要なんだと思う今日この頃です。どうすれば度量は大きくなるのでしょうか……。
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