重要なお知らせ

吉岡大祐のヒマラヤ活動日記 へご訪問いただきありがとうございます。 奨学生ならびに学校宛の手紙は普通郵便に限ります。受け取り手続きが必要なEMS(国際スピード郵便)や国際書留郵便、その他、DHL,OCS,FEDEXなど国際宅急便の利用はお断りしております。また物資による支援は自立を目指す学校の教育方針および関税等の問題から全てお断りしてます。どうかあしからずご了承ください。 今後ともよろしくお願いいたします。

当ブログはしばらくの間、不定期となります。 この間、メイルへの返信等、大幅に遅れる場合があります。ご了承下さい。お問い合わせ先:info@ikueikai.org

2019年12月10日

顔つきの変化

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子どもたちの手紙の翻訳作業とともに、なぜか小出しで届く写真のプリント作業が続いています。しばらく見ぬ間にすっかり顔つきが変わり、まったく判別がつかない子もたくさんいます。特にアーリア系の子どもたちの顔つきの変化は大きく、確認する度に感嘆の声をあげています。

思えば、心身ともに大きく成長する時期の子どもたちと関わっている訳ですから、彼らのダイナミックな変化が見られることはとても贅沢なことです。同時に、この時期をどう過ごすかで子どもたちの将来が変わると思うと大きな責任も感じます。学校は子どもたち一人ひとりときちんと向き合っているだろうか......。一度、皆で総点検をする必要がありそうです。


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ヒマラヤに学校をつくる」上梓のお知らせ







株式会社旬報社より拙著ヒマラヤに学校をつくる 〜カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦を上梓しました。子どもたちが精いっぱい駆け抜けた20年の軌跡をぜひお楽しみください。全国主要書店およびネットにて発売中です。








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「ヒマラヤに学校をつくる」が第65回青少年読書感想文全国コンクール(主催:全国図書館協議会・毎日新聞社 後援:内閣府・文部科学省 協賛:サントリーホールディングス)」の課題図書(高等学校部門)に選ばれました。







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2019年12月04日

先延ばしのツケ

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先日から手紙の翻訳作業や提出書類の作成など事務作業に忙殺される毎日です。先延ばししたツケは必ず返さなければならないと分かっているのに、結局、同じことを繰り返しています。今回もたまりにたまった雑務のツケを返すべく奮闘中です。なんとか今週中には終わらせると心に誓いました!こんなときネパールの人達なら......。彼らの鷹揚さを学ばねばと思う今日この頃です。

そんな訳でブログの更新はとぎれとぎれとなりますが、ひきつづきお付き合いください。


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2019年12月03日

交流は自由な形で、自分の意思で

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スポンサーシップの再生に向け、あれこれ考えています。口を出し過ぎることなく上手く導いていけるか、自分自身の大きな課題でもあります。

スポンサーシップの交流は子どもたちの心を支える大切な活動です。手紙を書いたり、貰ったりしたときのあの満面の笑顔を思いだすと、自分を見てくれる人、認めてくれる人の存在によって子どもたちが成長していくことを確信します。

交流を定期性にしてしまえば、形骸化してしまいます。あくまでも自由な形で、自分の意思で交流できることが大事です。そこで大切な役目を果たすのが先生だと考えています。先生のなにげないひと言が、きっと交流活性化の大きな引き金となるはずです。


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2019年11月29日

相手が望む幸せ

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これまで無数の失敗を重ねてきました。その多くが、「ある結果」を想定し、そこに強引に押し込めようとしたことが原因だったように思います。自分が思い込んだ「幸せ」ではなく、子どもたちや現地の人々が自ら望む「幸せ」というものを考えることが、人を育てる上で大事なんだと思います。


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2019年11月28日

与える側

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「子どもたちの笑顔に救われました」。

初めてお会いした支援者からそんな嬉しい言葉を貰いました。気が沈んだとき、心が疲れたとき、ポストカードの子どもたちの笑顔を見ると心がほっとして元気が出るそうです。僕たちにとってなによりも嬉しい言葉です。

そんな嬉しい言葉を聞くと、子どもたちが立派に”与える側”になっていることを実感します。笑顔で人の心を救うことができるのですから、とても素晴らしいことです。やはり子どもたちのことを多くに人に知って貰いたい、そんなことを思う今日この頃です。


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2019年11月27日

Recommended by 高校生

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来年1月に予定している某図書館主催「著者トークイベント」のチラシのサンプルをいだきました。なんとチラシ作成にあたり、高校生たちが著書「ヒマラヤに学校をつくる」の推薦文を書いてくれました。どの推薦文も秀逸で思わず読みたくなるような内容です。万が一にも山手線の車内広告を打つなら、そのまま使いたいくらいです。

著書を読んでくれた高校生の思い・・・。子どもたちが精いっぱい生きる姿は高校生の心に真っすぐ伝わるのだと思います。本を出版出来て本当に良かった、そんな思いでいっぱいです。チラシが完成したら、ぜひ当ブログでささやかに公開してみるつもるです。こうご期待!!


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2019年11月25日

最高の良薬!!

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先日、講演を行った山口県山陽小野田市の小野田高校の皆さんから講演の感想文が届きました。

「幸甚の至り」というのは、きっとこういう時に使うのでしょう。喜びを大爆発させながら、流麗な文字で書かれた感想文を一枚ずつ食い入るように読みました。1年生から3年生まで、それぞれの生徒さんが話をしっかり受け止め、感じ取ってくれたことが分かり胸に熱いものが込み上げてきました。

当日の講演は言い忘れが多く、反省点の多いものでしたが、どんなに拙くとりとめのない話でも多感な時期の高校生はスーッと受け止めてくれるのでしょう。冒頭に話した「疑いの目を持って聴いて欲しい」という話に共感した人や、ネパールの子どもたちを取り巻く厳しい現実に「なんとかしたい」と考えた人、支援によって依存心だけが高まり返って不幸や不安定になってしまう現実を知って納得した人など、本当にさまざまな感想が書かれていました。今回の講演のメインテーマでもあった「人の役に立つ」というメッセージを真摯に受け止めてくれた感想文も多く、どれも自分の想像をはるかに超えていました。僕にとって今後の励みとなる最高の良薬です!!

迷いながら続けている講演ですが、諦めなくて良かったと強く思いました。小野田高校の皆さん、本当にありがとうございます!!!!


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2019年11月22日

国立愛知教育大学付属高校で講演

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愛知教育大学付属高校で話をしました。今回はなんと著書を読んでくれた生徒さんからの問い合わせがきっかけとなり講演が実現しました。僕にとって初めてのことです。生徒さんの行動力はもちろん、その声に応える先生の姿勢も素晴らしいと思います。そんな訳でとても楽しみにしていた講演でした。

2コマ100分という長時間をいただき気合十分で挑んだ講演したが、実際には空回りを繰り返し、いつも以上に言い忘れが多く、〆の話まで忘れる始末。平常心がいかに大切か思い知らされました。著書を読んでいない人も多かったようなので、もっとスタンダードな話をすれば良かったと今更ですが反省します。

それにしても長時間のとりとめのない話を全くダレずに聴いてくれた生徒さんの聴く姿勢には頭が下がる思いです。今回も聴き上手な生徒さんに助けられたわけです。愛知教育大学付属高校の皆さん、本当にありがとございました。

学校の玄関を出ると、まっすぐ伸びる坂道の先に綺麗な夕陽が出ていました。真っ赤に染まりながら下校する生徒の後姿と長く伸びた影、止めどなく聞こえてくる賑やかな笑い声・・・。美しい青春の光景に心が洗われました。


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2019年11月21日

スポンサーシップ立て直しの秘策

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スポンサーシップの立て直しについて、あれこれ考えています。スポンサーシップは児童一人を個人またはグループの支援者が支える制度で、ヒマラヤ小学校の運営の基盤であると共に、子どもたちの心を支えるという大きな役割を持っています。お互いの顔が見える支援を目指す上でも欠かせないものです。

スポンサーシップが大きく崩れたのは2015年に僕が現場を離れてからです。それまで支援者側からの手紙自体は数える程度でしたが、子どもたちからの手紙は多く、中には毎月出している子もいました。それが今では手紙の交流がほとんど止まってしまっている現状です。なぜ、あれだけ活発だった交流が崩れたてしまったのかは既報のとおり(人を育てず、すべて自分でやってしまったから)ですが、では今の状況で交流を活発化させる方法はないのか.....。いや、きっとあるはずです。もちろん定期性にするなど強制が入ることは絶対に避けなければなりません。あくまでも意図せず自然な形で交流が活発化することが大事です。

冷静になって自分が現場にいた頃のことを客観視してみると、当時、ほぼ毎日のように子どもたちに支援者の話をしていました。どんな人で、どんな思いで応援してくれていて、キミのことをどう思っている云々。その話に反応するように子どもたちは手紙を競って書いていました。みんな自分を見てくれている人がいる、という事実が嬉しかったのです。

今、先生達から支援者の話しをする機会はほとんどなとないと思います。先生自身が支援者のことを簡易的にしか知らないわけですから話そうにも話すことが出来ないのです。ならば先生たちがもっと支援者のことを知れば立て直しは出来るのではないでしょうか。支援者の気持ちが見えるような具体的なエピソードなどを先生に伝えることで、先生が子どもに支援者のことを話をしやすい環境をつくれば道は開けるかもしれません。

あと同窓会の力を借りることも必要です。卒業生たちの多くは交流が活発な時期を過ごした子どもたちです。彼らが交流の思い出を在校生に語ることは、交流の促進剤になるのではないでしょうか......。

スポンサーシップの新たなテコ入れ作業は始まったばかりです。スポンサーシップ参加を求める声の高まりを真摯に受け止め、何が何でも立て直しを成功させたいと思いっています。もちろん現地の仲間の力で!


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2019年11月19日

失敗と学びの繰り返し

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有り難いことに11月に入ってからほぼ毎日、どこかで喋っています。同時にほぼ毎日、大切なことを言い忘れています。時間の配分も失敗ばかりで、余談が過ぎたり、時間に追われて急に早口になったりです。まだ自分なりの型ができていない証です。それでも子どもたちの話を聞きたいと思ってくれる人が各地にいると思うだけで、気持ちは前を向きます。本当に感謝以外に言葉はありません。

昨日は子育て中の母親を対象とした小さなプログラムで話をしました。日々、子育てに奮闘する中で無意識の内に出て来る「早く○○しなさい」という台詞。その台詞とネパールの人々の何ごとも慌てない姿勢を比較するとなかなか面白く、めずらしく小気味良い話が出来ました。やはり国際関係の話は”違い”が一番面白いところです。

ただし昨日の小さな成功に甘んじていると、今日は大失敗をしますので昨日は昨日で〆て、今日は別の話をするつもりです。日々、失敗と学びの繰り返しです。


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2019年11月18日

モラロジー研究所・砥部事務所主催のイベントで

松山南高校で講演を行った翌日、砥部町の「酒蔵カフェかつゆき」で「ヒマラヤに学校をつくった僕と子どもたちの話」と題してお話をしました(公益財団法人モラロジー研究所・砥部事務所主催)。

モラロジー研究所主催の講演会は、今年3月に続いて五度目です。今回は砥部町にある県立医療大学の学生さんなど若い人向けのイベントということで、いつも我が子や孫を見つめる様な眼差しを注いで、熱心に話を聴いてくれる年配の方々が不在でしたので、どうなることかと不安でしたが、来場の皆さんにアットホームな雰囲気を作っていただき、なんとか話をすることが出来ました。

講演の後には軽食を頂きながらの座談会が行われ、皆さんと楽しい対話の時間を過ごす事が出来ました。こうして温かい雰囲気の中でざっくばらんに対話をすると、講演だけでは伝えきれない不足を補うことが出来ます。前日の松山南高校同様、学びの収穫がたくさんありました。

帰宅後、大急ぎで道後温泉に飛び込み、そのまま夜行バスで一路、京都へ。慌ただしく過ぎた松山滞在でしたが、とても実りの多い時間となりました。少しずつですが手応えも感じられるようになりました。来週も高校での講演がつづきます。


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2019年11月16日

心に火がついた松山南高校での講演+座談会

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昨日はふるさと松山にある県立松山南高校でお話をしました。

予定よりも早く駅についたので、久しぶりに南高校の傍にある赤穂義士・大高源吾と木村岡衛門の遺髪墓がある興聖禅寺を訪ねました。これからの季節、講釈や浪花節、文楽で忠臣蔵や銘々伝を聴く機会が増えますので、自然と足が向きました。秋晴れの城下町はとても気持ちよく、すっかり鋭気を養うことが出来ました。

さて松山南高校での講演は初めてということもあり、また全校生徒1000人の前で話をする機会もそうそうありませんので流石に緊張しましたが、話をしっかり聞いてくれる生徒さんの姿勢に救われ、―――反省点は多々あるものの―――なんとか話きることが出来ました。はなし下手は常に聞き上手に助けられるのです!南高校の皆さんから募金で集められた浄財をいただきました。ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました!

講演の後は控室で国際協力に関心のある生徒さんたちと座談会を行いました。みんな物怖じすることなく質問を投げてくれたり、自分の考えを伝えてくれました。みんな高校生とは思えない程、しっかりした考えを持っていて驚きました。若い人達が世界に目を向けてくれることは本当に嬉しいことですし、僕自身、生徒さんの熱誠にすっかり感化され、心に火がつきました。もっともっと勉強しなければと強く思います。

夕方から著書を読んで活動に興味を持ってくれたという若者と会いました。彼らの思いの丈をあれこれ聞いている内に胸が熱くなりました。最近、現場へ行きたいという若者の声が多く聞こえて来ます。何とか若者の気持ちに応えられるようにしたいと思う今日この頃です。


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2019年11月14日

下松市の久保中学校で講演。生徒の聴く姿勢に感激、助けられました。

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山口県下松市にある久保中学校で「ヒマラヤに学校をつくる〜現地で分かった支援のカタチ〜」と題して話をしました。前日の小野田高校と同じく山口県立図書館・子ども読書支援センターの『対話的ライぶらり(文部科学省委託事業)』の一環です。

会場の体育館へ集まる生徒さんの様子を見ましたが、すべてにおいてキビキビとした行動がとれていて、ただただ驚きました。あれだけのことが身についているのですから、凄いのひとことです。折々にリーダーの掛け声で「黙想」をしていましたが、それが生徒の心を落ち着かせ、小気味良い行動に繋がっているのだと思います。これまで多くの学校を訪ねてきましたが、これだけ出来る学校を見たのは初めてです。控室に飾られていた部活動の栄光の軌跡にも納得できました。

そんな生徒さんですから、話を聴く姿勢はバッチリ。心地よい反応にすっかり助けられ、――話の出来はともかく――これまでで一番、気持ちよく話をすることが出来ました。それにしても50分、まったくダレずに話を聞けるなんて本当に素晴らしいことです!!!!時間の関係もあって、内容が少し中途半端な感じで終わってしまいましたが、図書室に著書が3冊も蔵書さえているそうですので、ぜひ生徒の皆さんに読んで貰えたらと思います。

そんな訳ですべてに於いて圧倒され、学びの多い一日でした。また、ぜひとも再訪してみたいです。


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2019年11月13日

山口県立小野田高校でお話

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山口県小野田市にある県立小野田高校で「ヒマラヤに学校をつくる」と題してお話ししました。今回の講演は、山口県立図書館・子ども読書支援センターの「対話的読書活動「ライぶらり(文部科学省委託事業)」の一環として行われました。

小野田高校は文武両道の学校で、穏やかな校風がとても印象的でした。生徒の笑顔や温かい反応から彼らの心がとても落ち着いていることを実感しました。おかげで90分、とても心地よい雰囲気の中で話をすることが出来ました。生徒代表の挨拶も素晴らしく、学びの多い時間となりました。小野田高校の皆さん、本当にありがとうございました。

小野田から宿泊先の防府に向かう道中、街並みを眺めながら、南に開ける美しい瀬戸内海の海原を堪能しました。10年前、日本を訪問した第一期生のラクシミが初めて見た海(瀬戸内海)に感激して、「大きくて目に収まりきらない!」と感嘆の声を上げたことを思いだしました。


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2019年11月09日

育て合う関係

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学校が”教える場所”ではなく”人を育てる場所”だと気づくまでに長い時間を要しました。それでも気づけたときは目からウロコが落ちる思いがして、心がスーッと軽くなりました。

それ以降、子どもは自ら育つ存在であること、そして子どもと大人は互いを育て合う関係だと少しずつ気づくことができました。子どもが育てば大人も育ち、大人が育てば子どもは自然と育つ。当たり前のことを忘れていないか、ときどき立ち止まって確認する必要がありそうです。


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2019年11月07日

人間を受け止め、正す力

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きっと今頃、カトマンズ盆地でも空気が澄みわたり雄大なヒマラヤが姿を見せていると思います。

果てもなく拡がる空に美しくそびえたつ神々の峰。自然はどんなときも人間を受け止め、ただす力があります。無力感にさいなまれる今こそ、ヒマラヤをじっくり眺めたいものです.....。


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ヒマラヤに学校をつくる」上梓のお知らせ








株式会社旬報社より拙著ヒマラヤに学校をつくる 〜カネなしコネなしの僕と、見捨てられた子どもたちの挑戦を上梓しました。子どもたちが精いっぱい駆け抜けた20年の軌跡をぜひお楽しみください。全国主要書店およびネットにて発売中です。







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「ヒマラヤに学校をつくる」が第65回青少年読書感想文全国コンクール(主催:全国図書館協議会・毎日新聞社 後援:内閣府・文部科学省 協賛:サントリーホールディングス)」の課題図書(高等学校部門)に選ばれました。





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2019年11月06日

話して学ぶ

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講演の際には可能な限り著書に載っていない話をしようと心がけています。自分の体験を改めてひとつずつ掘り起こしていると、当時は見えなかったものが見えて来ますし、一つひとつの出来事も角度を変えて見てみると、違った意味を見つけることが出来ます。

今月は高等学校での話が続きます。社会に出る一歩前の彼らにどんな話をすべきか....。あれこれ悩む今の時期が、実は一番、充実している時でもあります

”人は教える間、学んでいる”

自分自身の体験を話しながら、自分も多くのことを学べたらと思っています。


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2019年11月04日

ネパールの魅力

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よく人から、「ネパールはなにが一番魅力ですか?」と訊かれます。もちろんひと言ではいえるものではないのですが、あえて一つだけと言われると、「すべてが不可解なところ」です。

関わって四半世紀以上過ぎましたが、未だに分からないことだらけです。ヒマラヤのスケールの大きさと同じように、すべての面で奥が深いということなのだと思います。きっと分かる日は永遠にこないでしょう.....。


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2019年11月03日

横浜青葉キャンパス文化祭、本日が最終日です。

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昨日から始まったクラーク横浜国際高校・横浜青葉キャンパスの文化祭は、本日3日が最終日です。ヒマラヤ小学校卒業生たちが自立を目指して作った謹製フェルトのチャリティー販売も行われています。ぜひ、お運びください。10時から15時まで開催予定です。


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2019年11月01日

松山で

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しばらく松山での講演がつづきました。昨日は松山の隣町、東温市にある川上小学校の「家庭教育学級」で話しました。先生と保護者が対象でしたので、人(子ども)を育てることに関連する話が出来ればと思い、著書に書いていないことを中心に話をしましたが、あれもこれもと欲を出し過ぎて空回りしてしまいました。忘れてはいけない、と思って作ったカンペの内容を言い忘れる失態もありました.....。やはり講演は生ものだと痛感します。それでも聞き上手な皆さんに助けられ、なんとか90分話切る事が出来ました。皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。

昨日の講演では保護者の中に小、中学校時代の同級生がいて、約30年ぶりの嬉しい再会となりました。思えば自分と同世代の人たちが子育てに奮闘している中心世代です。きっと同世代だからこそ伝わる話もあるはずですので、その辺りを探っていけたらと思います。



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2019年10月31日

自由の気配

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自由の気配が漂っている。

学校が開校したとき、そんな環境を作りたいと思っていました。
それから数年が経ったある日、子どもたちがのびんびと楽しそうに学んでいる姿を見たとき、学校に自由な気配が漂っていることを肌で感じたことがありました。そのときの感覚は今も鮮明に覚えています。まるで飛行機が巡航高度に達し、水平飛行を始めたような感じでした。

その後、2012年にヤッギャ校長が一度、退任してから、学校は紆余曲折がありました。一時はもう駄目かと考えたこともありましたが、2017年、再びヤッギャ先生が学校長に復帰したことで、学校は再出発を果たしました。まだ巡航高度に達していませんが、いつか必ず達する日が来ると信じています。

あの自由の気配が漂う学校をもう一度!
ティハールの最終日である「バイティカ」の日。ティハールの祝詞と共にヤッギャ先生へ、そんなメッセージを送りました。


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2019年10月30日

人間性を創る

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一昨日、プラカシュのことを書いたら沢山の反応がありました。

僕自身、子どもたちと接する中で思い知らされたことのひとつは、思いがけない不幸や不運が、予想もしない素晴らしい人間性を創り出すこともある、ということでした。だからこそ、どんな子であっても、ああだこうだと決めつけたり、レッテルを貼ってはいけないのだと思います。子どもの可能性は、さまざまなことをきっかけに開花するものですから。


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2019年10月29日

スポンサーシップ

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スポンサーシップをどう立て直せばよいのか、今も思い悩む日々がつづいています。悩んでも仕方ないのですが、手も出さず、口も出さず、現地のひとたちの主体性に任せるとなると、どうしても壁が大きく見えてしまいます。以前、立て直しの話し合いをした際、担当者を決めて交流を活発化させると意気込みはよかったのですが結局、尻すぼみになってしまいました。

元々、手紙の習慣があまりない上に、新しい先生が増えて交流の意義が完全に伝わっていないこと。他にも立て直すべきことが多々ありますので結果的に交流が後回しになってしまうようです。

いろいろと彼我の差を感じてしまいますが、これもすべて現場にいた時、誰かに任せず(人を育てず)、自分でやってしまったことが原因です

先月、関係者に自分の思いを伝えました。今後どうすべきか、ティハール祭り後の関係者の反応を見極めようと思っています。スポンサーシップをはじめてから13年、大きな局面を迎えているような気がします。


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2019年10月28日

学校や周囲の大人の役目

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先日、著書を読んでくれた教育関係者と会って話をしました。著書を読んで教育者として共感したり、考えさせられることがあったそうで、著書が少しでも役に立てたと思うと自然と喜びが込み上げて来ました。

中でもプラカシュの話にはとても驚いたそうです。これまで後進国の教育支援というと、子どもが貧しいながらもみんな素直で明るく、希望に満ちているというイメージしかなかったそうで、プラカシュのような社会にもまれ傷ついた子が存在していることにとてもショックを受けたと話していました。その後、プラカシュが這いあがる努力を積み重ねて学校を無事卒業したことや、精いっぱい生きている現在の様子を伝えると、涙を流していました。

思えばプラカシュと出会えたことは僕にとって大きな幸運でした。人は誰だって不完全です。でも、そこからなんとか良くなろうと努力することが出来ることをプラカシュが教えてくれました。その意欲を引き出すことが学校や周囲の大人の大事な役目だと思います。

プラカシュの意欲を見事に引き出したヤッギャ先生・・・・やはり大きな存在だと改めて思います。


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2019年10月27日

横浜・青葉キャンパスでチャリティ販売が行われます!

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既報のとおり台風などの影響によって、残念ながら今秋各地で予定していた職業訓練所製品のチャリティ販売が中止となってしまいました。モノが売れて収益を得ることはもちろんですが、それ以上に作り手の意欲を高揚させるための販売ですので気抜けしていたのですが、なんと来月2日に開催されるクラーク記念国際高校・横浜青葉キャンパスの文化祭(青葉祭)でチャリティ販売が行われることになりました。まさに”大海の木片”です。

横浜青葉キャンパスは当ブログで何度も取り上げているとおり、ぼくが勝手に決めた「日本一素晴らしい学校」です。過去のチャリティ販売でも生徒さんがさまざまな工夫を凝らして販売してくれた結果、見事完売となったこともありました。

残念ながら当日は所用のため青葉キャンパスにはいけないのですが、どんな販売会になるのか注目しています。ぜひ生徒さんにとっても意義のある活動となるよう、このチャリティ販売を交流の足掛かりにしたいと思っています。



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2019年10月26日

きっかけ

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先日、中学校の先生とお話をした際、生徒の多くが”受け身”であることを心配していました。その気になればなんでも挑戦でき、努力次第ではどんな夢も実現できる環境にいるのに....。なんとか子どもたちを奮い立たせたいという先生の熱い気持ちと現実に対する焦りのようなものが伝わってきました。

現在の子どもたちを取り巻く環境を考えてみると、受け身や内向きになってしまう理由もなんとなく分かる気がします。ただ、子どもたちは何かのきっかけで大きく変わる可能性を持っていますから、兎に角、きっかけをつくることが要諦です。

ネパールの話だって、ささやかなきっかけのひとつとして、役に立てるのではないでしょうか。ぼくはそう信じています。


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2019年10月24日

わかっちゃいるけど

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人が成長していくためには、やはり一定の時間が必要。その時間を作ること、つまり待つことが自分の役目


長く紛失していたメモ帳に書かれていた上の言葉にひとり納得。改善待ったなしのスポンサーシップのことで口出ししそうなぼくをギリギリのところで止めてくれました。いつもながら、わかっちゃいるけど.......です。


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2019年10月23日

日々、新しくなる

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先日、女性読者から電話があり、子どもたちの笑顔をたくさん褒めて貰いました。子どもたちが褒められると、なんとも嬉しい気持ちになります。感謝の気持ちを伝えると、表紙の僕の顔まで褒めてもらいました。滅多に聞けない褒め言葉....これも子どもたちのお蔭です。

お話の中で、「なぜ、子どもたちはあんなにも良い笑顔なのかしら?」という質問を受けました。

ひと言で答えることが難しい質問ですが、きっと知らない世界を知ることで、日々、自分が新しくなっていることを実感しているからではないでしょうか。もっと知りたい、という気持ちは人の心を前に向かせ、自然と良い顔を生むのだと思います。だからこそ、子どもちにはたくさんの知らない世界を体験してほしいといつも願っています。


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2019年10月22日

知らない世界を知る度に

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しばらく小さなグループでの講演がつづきました。学校や企業で講演をつづける内に、これまでほとんど接点のなかった(教育や国際協力以外の分野の)人たちと出会う機会に恵まれました。ひとの縁は本当にありがたいものです。毎回、知らない世界を知る度に実社会の奥深さを実感する日々です。

日本国内にも多種多様な分野の活動があり、関わるひとがいます。さまざまな社会問題は一見とても複雑ですが、根本自体は同じではないかと感じています。だからこそ、他の分野で活動する人たちの知識や体験から学ぶことは大いにあると思います。常に心を開いてたくさんのことを吸収できればと思っています。

来週からは久しぶりに小、中、高校での講演がつづきます。


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2019年10月20日

役に立ちたい

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台風の影響や諸事情で予定していた幾つかのイベントが中止となって少し肩を落としていたところ、計ったように講演や執筆の依頼、更に支援の申し込みがあり、一気に気持ちが前を向きました。自分自身のこれまでの体験を必要としてくれる人がいるという事実は、今のぼくにとって何よりの喜びです。本当にありがたいことです。

思えば子どもたちの表情が一番輝くのは、自分が必要とされていることを実感したときでした。人は誰もが、誰かの、何かの役に立ちたいという思いを心のどこかに持っているのだと思います。


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2019年10月17日

もうすぐティハール

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ビクラム歴の7月あたるカールティク月の黒半月の12日目は光の祭り「ティハール」が始まる日です。今年は西暦の10月26日がティハールの初日となります。先日、ダサイン大祭が終わったばかりですが、ダサインが終わって落ち込む人がひとりもいないのは、このティハール祭りがあるからです。



5日間にわたって執り行われるティハール祭りの3日目は「ラクシミプジャ」の日。豊穣と富の女神であるラクシミ(吉祥天)を迎えるため、戸口や屋上に蝋燭や灯芯に火をつけて立てます。赫々と燃え立つ灯明の光が薄暗いカトマンズ盆地の夜を包む幻想的な時間です。

こうやって書いていると自然と過去のティハールを思いだし、望郷の念のようなもが込み上げて来ます。いつかまた皆でティハールを祝う日が来ることを願いつつ、今は目の前の課題に取り組もうと意気込みだけはあるのですが.....。それだけじゃあなぁぁぁあああ。


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2019年10月15日

与えられたものを活かす

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先日、JOCVとしてネパールで活動経験のある知人と子どもたちの魅力について話し合う機会がありました。子どもたちの魅力は山ほどありますが、そのなかでも与えられたものを精いっぱい活かす姿、時には苦しみさえ踏み台にして人間成長を遂げようとする姿が一番の魅力ではないかと思います。

はたして自分は今、与えられたものをどれだけ活かしているだろうか.....。思わず俯いてしましました。


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2019年10月13日

すべて借り物だと思えば

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「すべてを借りものだと思えば、人生に失うものはない」

昔読んだある小説に書かれてあった一文です。先日、体力づくりのために入った山で、ふとその言葉を思い出し、心がすーっと軽くなりました。学校はもちろん、これまでやってきたことも全て借り物と思えば、自然と新しいことに挑戦しようという気持ちが湧いてきます。ひとりになることによって救われることもたくさんあるのだと感じる今日この頃です。。


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2019年10月12日

名古屋の「ワールドコラボフェスタ2019」は中止となりました

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本日から名古屋市のオアシス21で開催予定だった「ワールドコラボフェスタ2019」は台風のため中止となりました。クラーク記念国際高校・名古屋キャンパスの先生と生徒の皆さんがチャリティー販売のため懸命に準備を進めてくれただけに残念ですが、相手が台風ですから致し方ありません。

名古屋近辺の皆さんに、卒業生たちが製作したフェルト製品などを手に取っていただくことは叶いませんでしたが、次回の参加を目指してじっくり準備を進めていけたらと思います。

大きな台風が近づいているようです。どうか皆さん、お気をつけて!!


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2019年10月07日

あてにする

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先日、子育てセミナーで、子どもを”あて”にするという話をしたところ、反響がたくさんありました。

”あて”にされるほど人をやる気にさせるものはありません。ヒマラヤ小学校の子どもたちも先生からあてにされ、自ら与える側になることで成長してきたように思います。周囲の大人はどんどん子どもをあてにし、受ける側、与えられる側に回ることが重要ではないでしょうか。子どもは保護の対象でありますが、同時に目的を持った主体でもあるはずですから。



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2019年10月06日

銀座・三笠会館で美しい銀食器に見惚れつつ

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一昨日、三笠会館の社内勉強会「向上会」でお話をしました。なんといっても開催回数3200回を超える歴史ある勉強会ですから、汚点を残してはいけないとかなり浮足立ちましたが、聞き上手な社員の皆さんに助けられ、とても心地よい雰囲気の中で話すことが出来ました。

サービス業に従事している皆さんに少しでも関係のある話が出来ればと思い、著書に書いていないことを中心に話をしました。予定通り?言い忘れが多々あった上に、取り止めのない話になってしまいましたが、これが今の自分の実力。不勉強を受け入れ”向上”しなければと強く思います。

控室前に飾られていた――手入れのいき届いた――美しい銀食器に見惚れつつ、自分自身も磨かねばとの思いを新たにしました。

三笠会館の皆さん、ありがとうございました!!!


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2019年10月05日

考えれば考えるほど

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貧しい下層カーストの人々が少しも心理的にみじめでないのは、競争に敗れた悲惨さがない安定した気持ちと、お互いに助け合うという連帯感を持ちうるためだと思う.....。

先日、読み直した「タテ社会の人間関係」(中根千枝著)に書かれてあった一文が目に留まりました。確かに所属カーストというのは生まれながらに決まっていますので競争で負けてなった訳ではありません。それにカーストはセーフティネット的な互助組織という面もあります。だからこそ、今現在も残っているのだと思います。あとは「すべては神様が決めたこと」と現状を受け入れる姿勢も大きいように思います。

こうしてあれこれ考えていると、余計分からなくなるのがヒンドゥ社会とカースト制度です。深い迷宮に陥る前に止めておかなければ!


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2019年10月04日

今年も・・・

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今年もなんとかダサインを迎えることが出来ました。支えていただいた皆さんにただただ感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございます。卒業生や先生たちからダサインの嬉しい祝福が届きました。ダサインの到来に喜びを爆発させる子どもたちの顔が目に浮かびます。ぜひ楽しいダサインを過ごして欲しいと心から思います。今年は10月8日が「ビジャヤ・ダサミ(勝利の10日)」です。

ネパールにいた頃はダサイン期間中、逃げるようにカトマンズ盆地から離れていましたが、今思えば、もっとダサインを味わうべきだったと思います。なぜ、あれだけダサインにアレルギーを持っていたのか不思議です。

さて、学校運営の安定化や卒業生への就学支援(女子教育基金)、スポンサーシップ(による交流活動)の失地回復......学校を取り巻く課題は山積しています。何をどうすべきなのか、ダサイン大祭の間にじっくり考えるつもりです。といっても日本にいますから、ダサインの実感がほとんど湧かないのですが.....。


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2019年10月03日

未来がよりよくなるために

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小学6年生の児童から支援活動に関する嬉しい質問状をもらいました。なんでも国語で「未来がよりよくなるために」という授業があり、それぞれ関心のあることを学ぶそうです。質問状をくれた6年生は、「貧しい暮らしをしている人の支援をする未来」を望んでいて、そのために何が必要なのかを学んでいるとのことでした。

質問の内容はどれも深くて感心しきりです。6年生がこうして世界に目を向けている訳ですから、とても素晴らしいことです。ここは小学生と思わず、ひとりの大人として向き合い、精いっぱい返答するつもりです。いささか力不足ですが.....。

今月はいくつか小学校での講演が予定されています。また来月は中、高等学校での講演が続きます。一人でも多くの若者が世界に関心を持ってくれたらと思っています。


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2019年09月30日

支援活動のカギ

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先日、いただいた支援金の送金手続きが完了しました。外国送金は必要な書類さえそろえれば銀行でやってもらえますが、送金よりも大事なことは支援者の”気持ち”をどう子どもたちや関係者に伝えるかです。

支援者の気持ちがきちんと伝われば、子どもたちも関係者も皆、前を向いて一生懸命がんばることができます。逆に伝わらなければ、支援金は単なるお金でしかありませんし、依存心を高めてしまう結果となってしまいます。

できるなら漢方薬のようにじわじわと効いてくるように伝わるのが理想です。どんな気持ちで応援してもらったのか一方的に押し付けるのではなく、子どもたちや関係者が自ら想像し考えることが大事だと思います。目には見えない気持ちの部分....。ここが支援活動のカギといえるかもしれません。


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2019年09月29日

総点検!!!!

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先日、ご支援をいただいた2名の方にお礼状を送ったところ、どうも中身を入れ違えてしまったようです。過去にも同じような間違いをした際、二度と同じ間違いをしないと心に誓い、ずっと気を付けていたはずですが.....。不甲斐なさに大きなため息がこぼれました。情けないやら申し訳ないやら。どこかで気のゆるみがあるようです。一から総点検、総点検!!



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2019年09月28日

立て直し

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ヤッギャ先生が学校長に復帰したのは2017年のことでした。当時、学校は多数の問題を抱え難航海の真最中でした。ヤッギャ校長の復帰を大喜びしたものの、抱える問題のことを考えると気が重く、また現場を離れたぼくにできることもなく、ただ祈るような思いで毎日を過ごしていました。ヤッギャ先生ならきっと.....淡い期待だけが心の支えでした。

あれから2年が過ぎました。カタツムリが地を這うようなスピードではありますが、問題はひとつずつ着実に解決しているようです。もちろんまだまだ問題も課題も山積しています。特にスポンサーシップについては制度の立て直しも、期待していた交流もなかなか進んでいません。一時は解散も頭に浮かびましたが、交流によって子どもたちがどんどん変わって行く姿を見ていますので、なんとか立て直したい、そんな思いを強くしています。

昨日、久しぶりにヤッギャ先生と長い話をしました。耳の具合があまり良くなかったため話は途中で終わりましたが、ヤッギャ先生の思いも同じであることを確認しました。やるべきことが定まった今、必ず成し遂げたい、そんな決意を新たにしました。


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2019年09月27日

もうすぐ

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ダサイン祭りの前はだれもが陽気になります。ご馳走を食べ、新しい服を買ってもらう・・・心浮き立つ思いを抑えることなんて、子どもたちにできるはずありません。

もうすぐダサインです!


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2019年09月26日

夢中になれる時間

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好きなことに夢中になれる!あきるまで出来る!

それこそ子どもにとって一番幸せな時間ではないでしょうか。こういう時間を持つためにこそ学校はあるのだと思います。



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2019年09月25日

人を救うのは人

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「よし、今回も大丈夫だ。よかった」。

先日、定期検査を受けた際、担当医に掛けて貰った言葉に心が救われました。

体力も食欲も意欲もありますから大丈夫とは思いつつ、やはり検査直前になると気鬱になります。検査そのものの痛みもありますから、いつも足取りが重いのですが、こうして笑顔で温かい声をかけて貰うと解放された気分になります。

病は心で治すもの。人を救うのは人なんだと思います。それは支援活動にも通じることです。一歩ずつというところも。


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2019年09月24日

少女の写真がきっかけに

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大分前から学校に依頼していた資料がようやく届きました。これで作業が一気に進むはずです。自分が怠けなければ、の話ですが。

先日からカムラリのことをあれこれ考えています。先のヒマラヤ小学校名作展でカムラリとして働きに出されることが決まっている少女の写真を展示したことがきっかけでした。日本にいると、いつの間にか遠い国の話になってしまいますが、少女からもう一度、考えるきっかけをもらったと思い、いろいろと考えてみるつもりです。せっかく若い人達と知り合いましたので、彼らとも意見を交換し合えたらと考えています。


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2019年09月21日

ダサイン前の長雨

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カトマンズ盆地では雨期も後半に入り、局地的に雨が降り続いているようです。

この時期は体調を崩す人も多く(おそらく大半が衛生上の問題だと思います)、なんとも憂鬱な時期でもあります。バイクに乗って走っていると馬の背を分けた大雨に打たれ、一日に二度三度、服を着替えなければならないこともしばしばでした。

でも、この長雨が終われば雨期が明け、いよいよ待ちに待ったダサイン祭りが始まります。長雨は楽しみの前の辛抱の時。この辛抱があればこその楽しいダサイン祭りなのかもしれません。

先日から長い間、先送りにしてきた仕事を片付けるべく奔走しています。今は正にダサイン前の長雨の時です。辛抱、辛抱!!


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2019年09月20日

第一期生の努力

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昼休みの後、ざぶりと水をかけて気持ちよさそうに顔を洗う児童。

手を洗う、顔を洗う、身体を清潔に保つ・・・。生きていくために大切な基礎知識を身につけた子どもたち。こんな光景が”あたりまえ”になったのは、第一期卒業生たちのたゆまぬ努力があったからです。彼らの努力なくして今の学校はありません!もちろん先生達の努力も。


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2019年09月19日

あわてず、やすまず、あきらめず

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現場を離れた以上、口出しはしないと心に決めてから、待つことがぼくの役目となりました。学校を取り巻く課題は山ほどあります。ときどき、このままではいけないと焦燥感に駆られることもありますが、その度に深呼吸をして気持ちを静めています。

それでも同窓会の設立など一筋の光明も見えています。6年生の正式開校という(現地のみんなで決めた)目標も実現に向けて進んでいるようです。とにかく今は現地の仲間を信じて、日本から見守り続けるつもりです。「あわてず、休まず、あきらめず」。自分の信条を呪文のように唱えつつ!!



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2019年09月18日

人との関わりの中で

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ヒマラヤ小学校名作展会期中、初めての人、馴染みの人、それぞれ大勢の人と会って話す機会に恵まれました。学校や子どもたち一人ひとりの成長に関心を持ってくれる人がいるという事実を再確認したとき、心が大きく励まされました。人は周りの人との関わりの中で生きる力を貰っているのだと改めて思います。

支援活動はお金や物だけで出来るものではありません。ちょっとした気遣いや好意が子どもたちや貧しい人々を励まし、生きる勇気が生まれてくるのだと思います。この原点を忘れてはいけないと強く思います。


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